ゲリオ さんの感想・評価
1.4
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
作画大崩壊に抱腹絶倒
いや~、笑えた。
無論、内容にではない。
あまりの作画崩壊ぶりにこんなの笑うしかないじゃん。
全体的に酷かったが、特に2話と9話は歴史に残るレベル。
キャラの顔が安定しない程度は当たり前、奥にいるキャラの顔が手前のキャラの倍のデカさになるわ、関節が不自然な位置で曲がるわ、ガラケーがスマホに変化するわ、口が分離するわ…(←もはや何を言ってるかわからねぇレベルw)
たまーにマシな回もあったけど、逆に「作画が良くてつまらなかった」と言われる始末…。
まあ、内容もしょーもないストーリーとしか言いようがなく、作画の崩れくらいしか見所が無かったのも事実。
確かにこれで作画が良かったら自分も序盤で切ってたと思われる。
そういう意味ではこの作画大崩壊は逆に成功だったと言えるかもしれない。
・・・・いや、言えるわきゃねーだろ!w
敢えて厳しい言い方をすれば、最初からこんなのアニメ化するなよって話。
作者が可哀想って意見が見受けられるものの、そもそも映像化できるレベルの原作じゃなかった気がする。
制作サイドもきちんとしたアニメを作れる予算も時間もないなら最初からやるべきではない。
どうせすぐ潰れる制作会社なんだろうけど。
すべての要素において低レベルの本作は評価に値するアニメでないとは思うが、それでも強烈な作画インパクトをネタとして提供してくれた点で、特にクソアニメ愛好家の人たちに需要はあったと思われる。
記念として18年度最クソアニメの称号を与えても良い作品ではないだろうか。
決して人に勧めるべきアニメではないが、最底辺アニメのなんたるかを知りたい人は試しに視聴してみるのも良いのかもしれない。