退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
さあ、この「草野球のキャッチャー」に耐えてみようかな!(笑)
2019.01.13
たまたま配信で第1話を見て、『頭の悪い主人公・堂島大介』のウザいインパクトに思わず注目!(笑) INGRESS放映時から番宣も流れ、PVも見ましたが、主人公が頭悪そうだなと思ってたら案の定でした。(笑)
{netabare}
幼少時に誘拐事件でさらわれた堂島大介は死にそうな恐怖体験をし、謎のお姉さん「ミロ」とお幼馴染4人ガイ(兄)・ルウ(妹)・マリマリ(眼鏡っ子)・慶作に助けられた(?)。(誘拐犯は死亡?) 大介に「仲間を守る運命」という予言をミロから告げられるのだが・・・高校生になった現在、見事に『間違った成長』をしてしまいました。(笑)
大介は『泣虫で無力で惨めで情けない』幼少期を払拭するかのように、
・暇を見ては体力作りの筋トレ(でも細身。筋肉は裏切らない?)
・正義感は熱いが「状況を考えず(空気を読まず)に突っ走る」為、勘違いも多くて『迷惑』な結果が多い。
・「仲間を守る運命」という解釈を「みんなを守る⇒ヒーローになる」と潜在的無意識に位置づけ、バカ者…じゃなかった、若者特有の「選民思想(自分は他者と違い選ばれた特別の存在。今はバカにしててもいずれ頼る事になるだろう。今に見てろよ。シタリ)」と見事にマッチングし(責任や代償を考えない)勝ち組目線!
・そして、何かは分からない「危機的状況」に自分は備えていると『自負&吹聴』しまくる愚行に周りはドン引き。(もうストライクな厨二病。)
・小型武器(カーボン・ナイフ)をいざという時の為に携行しているといっても、それは『心が悲しいくらい弱すぎる』象徴で、武器を持っていないと落ち着かない・自信が無い体質というのが見ていて良くわかります。(笑)
・しかも危機的状況が来たら自分が確定ヒーローになれると信じ、不謹慎にも災厄を待ちわびる愚か者。
で、大介の望み通り渋谷区画は「何故か」突如300年後に未来転送され、みんな右往左往する中、未来人「リビジョンズ」の巨大で異形な機械の怪物が急襲。大介の周りの生徒が次々に『惨殺・回収』する惨状に足がすくんで動けないビビリ大介(今までしてきたコトは何だったんだよ!)。そして“(危機的状況に)お約束”のミロの登場(笑)で大介はパワードスーツ『ストリング・パペット』を与えられ、立ち向かうのだが・・・
物語の主人公はそれなりの『品格』がありますが、コレは敢えてサブキャラ(三下)を主人公にしたような感じなので、人間味溢れる反面「みっともない」行動を見るというのは、やはりウザいですね。 これからドンドン調子こいて、天狗になって、大きな失敗して、泣き叫びながらのたうちまわって、落ち込んで無気力になるような展開が目に見えるようです。(笑)
心の弱さの反動でカッコつけたりスカしたりしてる鬱陶しい大介ですが、幼馴染の4人が『シッカリ』してそうな分、見応えがあるかも?(唯一の救い?)
・ガイ・ルウ兄妹が異常事態にまず素早くとった行動。
・恐慌状態ながらも冷静に判断し、行動したマリマリの勇気。
・ムードメーカーながらも達観した判断(空気が読める)が出来る慶作
と、頼もしそうです。
{/netabare}
ロボットバトル、残された人々の群像劇、世界の謎、と見応えありそうですが・・・主人公が『アレ』なんで鬱陶しいですが、とりあえず我慢して視聴してみます。(笑)
2019.04.03【苦行・・・じゃなかった視聴完走】(笑)
終盤の山場は「シュタゲ」みたく{netabare}アーヴ、リヴィジョンズ双方「過去のどの時点で手を加えるのが得策か?」{/netabare}になっちゃったけど、ちょっと強引な畳みかけ。(結局、アーヴの組織構成は会話のみでよくわからなかった)。
話数半分過ぎてもウザい大介でしたが、クソでも一応主人公。(笑) 救済回もありヤットコさ自分の「非凡」さに気づき何とか持ち直しました。本当に「プアボーイ(可哀そうな少年)」です。頭の悪いクソ主人公というのは、たまに使われる創作手法ですケド、コレはちょっと飛ばし過ぎましたね。(笑) おまけに渋谷難民たちの身勝手に吐きまくる不満の暴言と行動。大介のウザさも相まって、見苦しかったです。(でも皆さん、そんなカオスはお好きでしょう?)
尊い犠牲も出ましたが(「彼」のことね)、もう何でも有りみたいな終わり方でしたから劇中のセリフ通り、「時間線(軸)」の外側に探しに行くような続編が出来るかもしれません。 {netabare}だって「渋谷事変」は序章でしたから・・・{/netabare}