鰺鱒 さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
長いツインテール、踏むって、危ないって。
原作知りません。
「はねバド!」です。「はねバト!」ではありません。
英語でつづるとBadmintonです。Batmintonではありません。
少しでも競技名の勘違いが減ればいいな。
中高バドミントン部でした(なお、公式戦でラリーポイント制をやったことない模様)。2回戦がいいところでしたがね。そのせいもあって、理子さんが自分にだぶることだぶること。敗戦後のシーンは当時を思い出してしまい、ぐずりました(男のほうはしらん。あんな可愛い後輩おらんかったもん)。
声の演技は、悪くないのだと思う。
OP曲は大変良いと思います。
競技の描写は素晴らしかった。
アニメーションはよかった。
細かいところだけどプレー中の音響も素晴らしかった。
Sweet spotにちゃんとあたったとき、少しずれたとき、フレームショットしたとき、羽側叩いたとき、壁打ち、ちゃんと「それ」の音に聞こえた。
なぎさの復活スマッシュは、手にあの感触が戻ったように感じた。
バドミントンって、あんな音するんですよ。ポンポンではなく、カンカンなんです。フライパンの底を叩くような、あんな音なんです。
男子およびある程度以上の女子に限る、かな?女の子は、もう少しガット緩い、結果音程下がるように思うが、、いまはそうでもないのかしら。ガットのテンションは人それぞれだから、1、2回戦あたりだともっと音程のバリエーションもある気がするけど。でも、それっぽくてよかった。
フットワーク時の靴底がすれる音もそれっぽい。
強い選手の太ももむっちむち感も、いかにもな感じ。
髪型と髪飾りはネタとして。
割り箸の子、頭刺すからダイブ駄目よ。
ながいツインテールの子、踏むぞそれ。
細かいところは楽しめたけれど、ね。
いきなりダークサイドに走る主人公について行けず、物語としてはまったく楽しめなかった。個別の試合でみると、よい物語もあるにはあった(割り箸-理子戦、割り箸-なぎさ戦とか、あれ?割り箸ちゃんいいじゃない・・・)が、全体を通しての物語が僕には合わなかった。
基本的にネットをはさんだ人対人の物語で展開していくから仕方が無いのだろうけれど、僕としてはもっとちゃんとダブルス戦も描いてほしかった。劇中のハンデ戦や登場人物同士の軋轢の場としてダブルスが描かれていたのが残念でした。