つぼ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
名作に成れなかった時代の徒花
○初見から四半世紀以上
初めて観たのは小遣い溜めて借りたレンタルビデオだったか
○物語
序盤は何とも気恥ずかしさが出るくらい当時の世相を反映したつくりになっている、あれもこれも当時流行ったモノだ、照れくさいがイチイチ甦るね、
※兵器やロケット等外見は宮崎譲りの庵野色でファンタジーなんだが、内側はガチリアル(現物資料通り)ってがの面白い
ただ、当時つぼ少年が観た感想と現在のボーボーの中年男つぼが観た感想がほぼ同じなのはいただけない、物語のテーマの密度が低いのだ、それは視聴後の心の高揚がない事につながる、
当時も今も同じ予備知識で恐縮なのだが(事実調べモノせずにこのレビューは書いてる)
○べらぼうな制作費
○興行的にオオコケ
くらいは知っている、
名作でないのは上記で示した通りだ、
なのにたまに観ちゃうんですよね、
○物語の源泉
若者による学園祭やサークルのノリから始めた遊びのようなモノ、金や多くの人材が集まりだしたが所詮遊びは遊び、科学者による宇宙へのロマン云々は自分の夢を満たす為に国家に詭弁を吐いている、これ等と全く同じ、宇宙を目指すという点も、
「ロマンと金と若さとデタラメなやる気が、そこにはあった」
○バブル期の功罪の功と罪2つの面を持つ作品
時代や制作背景を知って、今の若者が、
「スゲー馬鹿じゃん!!」って言って貰えたら少し嬉しい、そんな作品(笑)
○余談
森本レオ、めっちゃ若い(笑)