ほらいぞんちゃん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぼんぼってホビロン
途中で長い間止まってたため記憶が曖昧なんですが見終わってすっきりする、次に進もうと思える、未来に向かってぼんぼろうと思える素敵な作品でした。
どのキャラクターも自分のために喜翆荘のために真剣で“今”を大切に一生懸命に生きていてわたしも何もしていないのはもったいないと思わされました。
記憶が曖昧なんですが、序盤はみんちのこと「なんだこいつ!態度悪いな!周りの環境に恵まれてるだけ!」みたいな印象だったとおもうんですけど最終的には本作において1番好きなキャラでした。稚拙で不器用で人間らしくてかわいいな~って思ってました。個人的に透さんとうまくいってほしいなあとすごく思います…。
文化祭の準備のシーンで「オムライスはつくらない」というような流れでモブ子ちゃんが「〇〇くんにオムライスあげたい~!」的なこと言って周りのモブ子がみんちのこと責めてましたが、たしかにみんちは口下手ですけど(「オムライスはつく“れ”ない」と言ってたらまだこうはならなかったのかもなあ…)あの「モブ子はわるくないよ!」「みんちちゃんサイテー」なかんじ…学生時代を思い出してつらかったです…あれは女子学生特有ですね(笑)
ラグがあったせいなのかもしれないんですけど緒花と孝ちゃんのあの両片想い?緒花が踏ん切りつかないだけ?の関係が必要…?と思っちゃいました。まああんまり深く掘り下げられてなかったのでちょうどいいくらいだったのかも。
最終話の終盤の女将さん、翠さんが誰もいない何も無い喜翆荘を見て回るシーンが1番グッときました。翠さんの数十年にわたる思い出、翠さんのすべてがここに詰まってるんだなと思うとついつい涙目に。
nano.RIPEさんのOPめちゃくちゃ合ってて聴くだけでなんだか泣きそうな気分になるノスタルジーな曲でよかったです。
終盤視聴していて「これNHKで放送しよう!!」ぐらいの気持ちだったんですけど地味に地味な下ネタが多いせいでアウトですね…みんち「しね」とかいっちゃうし~…
全然関係ないですけど本作が2011年の作品でもう8年前の作品らしくかなりショック受けました…もうそんなに前の作品なの……(笑)
ぼんぼり祭り1度行ってみたいなと思えましたし、ちょっと良い旅館に行ってみたいなとも思えましたいい人生経験になりそう。
申し分ない素晴らしい作品でした。