dbman さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんかみんな可愛い
原作:小説/放送期間:2011年1月-7月/全24話/制作:ボンズ
評価が高かったので以前より気になっており、先日にやっと全24話を視聴終了。
ミステリー作品とのことで、それなりに推理しながら楽しめる余地はあったけれど、推理要素とは他の部分や日常パートなどが面白いものとなっていました。
ただ、物語は中盤までは楽しんで観られていたものの、それ以降は終盤まで退屈してしまったりと、結構しんどい時間もありました。ヒロインのヴィクトリカがアホみたいに可愛かったことなど登場するキャラクターに魅力的なものが多かったお陰でなんとか最後まで完走できたというのが正直なところ。もっと言うなら、へこたれない久城も可愛かったし、グレヴィールもなんか可愛かった。てゆうか、男も女もメインキャラクターみんな可愛かった!
{netabare}ラストのクライマックスを迎えるシーンではヴィクトリカの方から久城を迎えに行くといった結末はなかなかに感慨深いものがあり、涙こそしなかったけれど深く感動。作中でのそれまでの流れからして久城が迎えに行くものと思ってしまったので、いい意味で裏切られてしまい、とても素敵な結末だったように思います。
ちなみに視聴していて序盤からずっと気になっていたのが、久城の声優・江口拓也さんの演技が下手すぎるという点w 悠木碧さんなどメインキャストが上手すぎるがゆえに江口さんの不安定な演技が目立ってしまった印象。しかしながら回を重ねるごとに段々と上達していく様も個人的には見どころのひとつとして楽しませてもらいました。それもそのはず、この時点での江口さんは初の主役だったのねw もちろん、いまとなってはとても上手な声優さんのひとりとなっているし、2013年に放映された『俺ガイル』の時点で、違和感など微塵も感じさせずに主人公を演じていました。
▼キャスト
ヴィクトリカ:悠木碧
久城一弥:江口拓也
グレヴィール:木内秀信
コルデリア:沢城みゆき
ブライアン・ロスコー:大川透
アブリル:下屋則子
セシル:鹿野優以
ゾフィ:根谷美智子
{/netabare}