ただのアニメ好き さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
安らぎを全く与えてくれないアニメ
まず、最初に言わせてほしい。
{netabare}あらすじより...
500年以上も昔、地上では人間族(エムネトワイト)と、彼らから「怪物(モンストラス)」と呼ばれたその他の種族たちとが、領土を巡って争っていた。人間族は、絶大な力を有する聖剣(カリヨン)を使いこなす勇者(ブレイブ)たちの圧倒的な戦力によって、他のすべてを敵に回してなお、地上の支配者として振る舞っていた。ついに、創造主である星神(ヴィジトルス)・エルク・ハルクステンが人間族に宣戦を告げる...{/netabare}
いや、ちょっと待て。
設定が細かすぎないですかw
っていうか専門用語だらけじゃないですか(笑)
と、まあ、初回から意味不明な単語が続いたり世界観がよく分からなかったりと最初はよく分からなかったですが物語が進むにつれ、なんとか理解はできるかと思います。
ある程度は...
結局、最後まで専門用語の説明はほとんどないので見るときは隣に携帯かipadを置いておくことをお勧めします。
ちなみに僕は見終ってから全部調べました。
【一週目】
{netabare}個人的には結構、好きな作品でした。
自分、感動物には弱いもので...
ストーリーは中々に良く、美しいBGMが更に感じを盛り上げているかと思います。
最終回については切なすぎて虚無感が凄かったですね。
多分見終ってから5分くらい黙って動かなかったと思います。
説明不足以外に残念だったところはもうちょっと勇者過去について掘り下げて欲しかったところですがそれを除いても良かったかと思います。
説明不足のところや消化不良はあったかと思いますが、自分はお気に入りにも入れています。
アニメの知名度はそれほど高くは無いと思いますがとてもお勧めです。{/netabare}
【二週目】
最近、お気に入りの棚に入れた作品が本当に面白かったのかを忘れてきまして、今回の二週目に至った訳ですがやっぱり面白かったですね(笑)
相変わらず曲は良し。
作画も良し。
ではストーリーはというと
これが面白いことに自分はとても鬱に感じました。
ラストを知りながら最初から最後まで見るのがキツイというのもありましたがやはりラストを知らなくても全話道して全くと言っていいほど安らげなかったのが理由でしょう。
次の展開が予想できなくてなんか不安な気持ちになる感じです。
なぜか今まで見た作品で一番鬱だと感じました。
だってバッドエンドに向かってる感が凄いんですもの。
自分はこの雰囲気が好きなのですが(笑)
雰囲気と言えば。。。
2週目でもう一つ良いと思ったのは作品全体の雰囲気でしたね。
あのノスタルジックな背景や聞くだけで切なくなる音楽、
それに加えあの設定。
本当に大好きなんですよ。
これぞ異世界って感じで。
最後についてですがやはり伏線がすべて回収しきれなかったのはちょっと痛かったですね。
ま、12話にしては良くまとまっていたかと思いますが。。。
個人的には泣けるというよりもなんか心にぽっかり穴が開いたみたいな感じでした。
続きが気になります。
以下はストーリーで説明されていなかった専門用語です。
【レプラカーン】ー妖精兵
【カリオン】ー人間族(勇者)のみが使える伝説の剣
【エネムトワイト】ー人間族
【クアシブレイブ】-勇者
【星神(ヴィジトルス)】-いわゆる神様的な存在です。
【べネノム】-魔力