タマランチ会長 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
クリエーターの妄想を形にできた
物語の中の登場人物が現実にいるんじゃないかみたいな錯覚に陥ることは作家ならずともだれでもあるでしょう。そういう妄想話を形にするのはとても難しいと思うのですが、この作品はそれができています。その点は大いに評価します。
ただ、さすがにここまで荒唐無稽な世界観では、ところどころに違和感を感じずにはいられないというのは致し方ないところでしょう。各々の方々がそれをここでも語っておられます。
私の違和感は、 {netabare} 最強の被造物アルタイルです。作品を観る限り、アルタイルは素人の描いた二次創作イラストで、多くの人に承認されたというのだけれど、そんなに魅力的かなあと。それが他の作品のファンの数にはかなわないだろうし、たがが二次創作、キャラ(人格)への思い入れやファン各人のそれぞれのイメージはそれこそバラバラで承認されてすらいないんじゃないのかと。そんなアルタイルが最強の被造物? {netabare} ちょっと受け入れがたかったです。