つぼ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
鏡よ鏡
ネタバレ設定してますから、好き勝手書きます、まぁいつもの調子です(笑)
視聴しはじめは、タイトルと内容があってないんじゃないの?と思いましたが、智子の「私はモテる!」の無根拠な思い込みがポジティブに作用して、あんな悲惨な状況でも不登校にならないんですよね、えっと、まぁ、とにかくえらいぞ智子、
もちろん程度の差はあるでしょうが、このくらいの年頃なら智子じゃなくても誰でもボッチが怖いですよね、
一周目は観ていてもどかしいやら痛々しいやら辛いやらでしたが、智子の性根の黒さがそれを若干中和するという他にない物語進行で視聴完了出来ました、
円盤買いしていたので(なんでだろ?)、何度か二周しようとしたのですが、あの一周目のなんとも言われぬ気持ちになるのかと躊躇していたのです、
ですが、なんとか頑張って(なんでだろ?2回目)二周目視聴完了しました、
するとアラ不思議!
免疫がついたのか?とも思ったのですが、一周目のような変なドキドキもなく、物語の丁寧なつくりや演出・演技の細かさ、安定したハイレベルな作画、要所要所での様々な楽曲等見落としていた事に気付かされました、
「凄く凝ったつくりの作品じゃないか!」
イロモノ作品としていた自分の不明が恥ずかしい、
そして、宜しくないゲームをしながら電気アンマで気持ち良くなって(肩が)寝入ってしまった智子を、父親がベッドに寝かしつけるシーンで(一周目では観ているこっちが何故か悶絶するシーン)、
ハッ!と気付きました、一周目は感情移入し主人公目線でしたが、二周目は客観的目線どちらかと言えばこの父親目線になっていたのです、
「アホな子ほどかわいい」
でも親戚の子くらいの距離感が良いな(笑)