ピピン林檎 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
邪道アイドルアニメというサブジャンルが出てくるご時世ですか
王道展開の魔法少女アニメが飽和状態になって、魔法少女(だが男だ)とか、(だがゾンビだ)とか、色々ヘンテコな設定の作品が出てきたように、王道展開のアイドルアニメもいよいよ飽和状態になってきたのかも知れませんね。
でも本作はかなり大きな人気を得たようで何よりです。
アニメに偏見はないぞ→でもアイドルアニメは守備範囲外だな
という方もまだまだ多いので、たまたま本作を切っ掛けにして自分の守備範囲を少しばかり広げてみるのも良いかも知れませんね。
私の本作への個人評価としては、何となく同じMAPPAさん制作のフィギュアスケートアニメ『ユーリ!!!onICE』とよく似た印象ということで、評点も同作と同じか少し低めとなります(※確りした《感情描写系》ではなく《ギャグ+インスタントな人情劇》)。
そういえば、『ユーリ』も行動原理がよく分からないロシア人ヴィクトルだけは好印象でしたが、本作も謎のアイドルプロデューサー巽幸太郎だけは割と好印象になりました。
◆制作情報
{netabare}
原作 広報広聴課ゾンビ係
監督 境宗久
シリーズ構成 村越繁
脚本 村越繁、ますもとたくや
キャラクターデザイン 深川可純
音楽 高梨康治、Funta7
アニメーション制作 MAPPA{/netabare}
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
=============== ゾンビランドサーガ (2018年10-12月) =============
{netabare}
第1話 グッドモーニング SAGA ☆ 交通事故(源さくら)、目覚めた先は10年後の佐賀、初ライブ
第2話 I♡HIPHOP SAGA ☆ みんなの意識回復、謎のプロデューサー(巽幸太郎)、佐賀城ライブ
第3話 DEAD OR LIVE SAGA ☆ チーム「フランシュシュ」誕生、唐津ストリートライブ
第4話 ウォーミング・デッド SAGA ☆ 嬉野温泉散策、旅館営業ライブ、温泉生首騒動
第5話 君の心にナイスバード SAGA ☆ ドライブイン鳥CM出演、鹿島ガタリンピック参加、注目者 ※ギャグの感覚が・・・
第6話 だってセンチメンタル SAGA ☆ 昭和アイドル(紺野純子)と平成アイドル(水野愛)それそれの悩み
第7話 けれどゾンビメンタル SAGA ☆ 野外ステージ(サガロック)、雷撃とライブ大成功
第8話 GoGoネバーランド SAGA ☆ 星川リリィの過去と父親との因縁
第9話 一度は尽きたこの命なんの因果か蘇り歌い踊るが宿命(さだめ)なら親友(とも)への想いを胸に秘め貫くまでよ己のSAGA ☆ 二階堂サキの過去と親友との因縁
第10話 NO ZOMBIE NO IDOL SAGA ☆ アルピノライブ(初の単独ライブ)決定、山籠もり特訓、さくらの気付き、再び交通事故
第11話 世界にひとつだけのSAGA ☆ さくらの記憶回復・混乱、もってないさくらと巽の意思
第12話 グッドモーニング アゲイン SAGA ★ ライブ当日、もってない全員の挑戦{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)11、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5
◆(参考)アイドルアニメの個人評価(2010年代以降のもの)
(1) アイドルマスター ★★ 4.8 (TVシリーズ ★★ 4.7 劇場版 ★★★ 5.0) ※《感情描写系》全ジャンル最高峰
(2) AKB0048 ★ 4.4 (第1期 ★★ 4.6 第2期 ★ 4.3) ※流石の岡田磨理シナリオ(終盤だけイマイチで惜しい)
(3) 普通の女子高生が【ろこどる】やってみた ★ 4.2 ※小品ながら好印象
(4) Wake Up, Girls!七人のアイドル ★ 4.1 ※劇場版のみの暫定評価(続編TVシリーズは現在再視聴中)
(5) アイドルマスターシンデレラガールズ ★ 4.1(第1期 ★ 4.2 第2期 ★ 4.0) ※アイマス新作としてはイマイチ
(6) ラブライブ ☆ 3.9 (第1期 ☆ 3.6 第2期 ★ 4.0 劇場版 ★ 4.0) ※エンタメとして良く出来ている
(7) プリティーリズムレインボーライブ ☆ 3.6 ※女児向け人気シリーズ
(8) ゾンビランドサーガ ☆ 3.5 ※本作