プランタン さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
涙の数だけ強くなる、のか
「トップをねらえ!2」を観てからこちらを鑑賞した。縮退炉の繋がりとか、ノノが服破っていた理由とか、色々得心いった。構成面はわざと似せてるんだな、と思った。
観てよかった。絶賛するのは良く分かる。
1話目の努力・熱血というスポ根ものの要素を入れながら、二話目からガラッと様相を変えていく。2話目では父の死を直視することになり、3話目は相棒の戦死が待ち受ける。それを受けての4話でいよいよガンバスターに搭乗したノリコの勇姿が映える。五話の戦闘は本作のメインと言えるだろう。「うぁぁぁぁああ!」と叫びながら稲妻キックを繰り出し、敵の集中効果を防ぎつつビームを撃ち、窮地をダブルコレダーで切り抜ける。圧倒的な戦力! 暴れ回る作画とはまた違い、ダイナミックな破壊が表現されて観ていて爽快感が味わえる。6話はモノクロで描写され、戦闘シーンも動くというよりはスケッチを重ねていくような手法で描かれ、独特の雰囲気がある。最後まで見れば意図が分かるので、ぜひご覧あれ。
(私的感想)
コーチがカッコいい。6話でカズミが生徒からコーチと呼ばれるシーンはなかなか良かった。
とにかくノリコは1話に1回は必ず泣いているのも面白いというか、人間らしいというか。時にかわいくて、時にカッコよくて、魅力的なキャラクターだった。叫び声が何度聴いても素晴らしい…。
個人的にはどの回も違った見どころがあって楽しめたが、「ガンバスターでの戦闘」は5話以外はほぼあってないようなものなので、スパロボなどから逆引き的に触れた人は物足りなかっただろうとは思う。あとブラックホール生成は便利すぎない?