(*´ω`*) さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アイドル+ゾンビ
あまりにも変わった組み合わせ。
ゾンビゆえの常人離れしたパフォーマンスが話題を呼んでヒットしていく。
結構面白い設定だった。
「アリ」な設定のようにも思えるし、可愛いらしさが取り柄のアイドルの首がもげたりすると複雑な気分になる。
なかなかシュールな感覚を味わいました。
数十年の眠りから醒めた事で昔の知人と再会するエピソードなど面白かった。
あと、曲が良いのが意外でした。
CGもあったけど、振り付けも、作画もとても良かったです。
ラップ、マサオ、気志團は特に。
{netabare}
改めて見直すと、振付の凄さに驚かされる。
エンディングのスタッフロールを見ても、
振付師に曲ごとの担当者、メンバー分のダンサーがいて
手間のかけ方が尋常ではない。
8話は特に力が入っていると思いました。
動きの中に意味を持たせて構成していますよね。
「あなたの居た世界。あなたの居ない世界。」
という歌詞の部分の動きはとても良かった。
単純な動きかもしれないけれど、
ストーリーと曲調、歌詞、振付、作画がマッチングすると、
こんなにもメッセージ性が強くなるのかと驚きました。
9話の振付も楽しかったし、10話のダンス用メモの生々しさも面白かった。
{/netabare}
個性豊かな登場人物設定だったからこそだと思います。
アイドルアニメは沢山あるけれど、ただ可愛いだけでもなく、
メンバーの数だけ音楽のジャンルが変わるという新鮮さもありました。
キワモノ枠になり兼ねない、王道路線から外れた作品に
ここまでの手間、金をかけた制作陣の挑戦に敬意を。
2期があるならば、楽しみにしています。