ecot さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
思い出補正を考えてみる。
放映されていた当時は本当に一生懸命見てたし、原作も読んでいた気がする。なにがそんなによかったんだろうと思い返してみると、やっぱりキャラクターだ。妖狐姿の蔵馬がたまにしか見られないというレア度とあいまって、とても好きだった。中原さんの声も好きだった。勿論、普段の蔵馬も好き。そして飛影。女性人気が高かった蔵馬に対して、男性人気が最強だった。中二病発症キャラの代表格といえるかもしれない。人気では及ばないものの、やっぱり主役はこうでないとという要素を過不足なくもった幽助。3枚目を担った桑原、息抜きにちょうどいい?。このバランスが私にはちょうどよかったのかも。
敵役も印象深い。なんといっても戸愚呂弟。あの最終形態は大迫力だった。厳密には敵とはいえないけど雷禅、躯、黄泉も三者三様で印象に残っている。やっぱりキャラクターって大事だ。
一番多感な時期に流行っていた作品、それだけといえばそうかもしれない。でも、思い出補正ってやっぱり侮れない。数見てきた完成度が高いといわれる作品をおしのけて、私のお気に入り上位に入ってくるのだから。