藤浪サトル さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
91年の作品なのに、作画が異様に綺麗
注:弊ブログより一部抜粋
なんだかんだ、それなりに楽しめた作品。
作画
美術監督があの神山健治なだけあって、作画が異様なくらい綺麗である。(ちなみに91年の作品です。)しかも、デジタルリマスターなしであの美麗さだから驚異の一言。神山健治は、攻殻よりはるか昔から活躍していたようだ。
音楽
川井憲次なので非常に期待していたが、本作に関しては凡庸な出来だったと思われる。
ストーリー
{netabare}約45分と比較的長い尺だが、時間配分に疑問があった。前半でマキ達の人間関係やマキの職場の描写に時間を割きすぎて、最後の突入シーンの描写があっさりし過ぎていた印象。レイミが天井の穴に向かって発砲しまくったため一時は窮地に追い込まれるも、結果的にバンバ突入のきっかけとなり、起死回生の一撃につながったのは面白かった。人が乗ったら急発進するようにしておいた装甲車をあえて敵に乗っ取らせ、自滅させたのは非常に痛快だった。{/netabare}
人物
いかにも90年代っぽい人物が勢揃いしていた印象。主人公のマキサイドは良い人が多く、安心感があった。