World さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
きつい
3話で断念。
あくまでも個人の感想なので悪しからず。
まず、キャラクターに感情移入出来ない。
主人公は世間を斜めに見てる系のボッチ。
見ていて不快感が凄い。
主人公の性根の腐った部分を正すというのが物語の軸なので、そこをまるっきり肯定している訳では無いというのは分かる。が、それを理解した上で不快。だって、共感出来る所が無いんだもん。
哀れな奴だなと単純に思ってしまう。
ここに感情移入出来ないから、そもそもストーリーが入ってこない。
真逆の性質のキャラが居ればまだ良かったんだろうけど、居ないんだよね。
ヒロイン二人も、秀才美少女故にボッチと、空気読み過ぎてストレス抱えてる系美少女なわけだけど。
見てる側の気持ちを代弁してくれるキャラが居ない。
だから、ずっとモヤモヤする。問題が解決するシーンも、一つも入ってこない。
それから、設定もピンと来ない。
ギャグテイストでも無いのに、外れた設定が多い。
そのわりには妙にリアルに描写している所もあって、噛み合っていない。その点でも終始モヤモヤさせられる。
これが、現実ではありえないような展開の作品なら許されると思う。
でも、あくまでも人間模様が主体な訳で。人間主体なのに人間の設定がメチャクチャじゃ駄目だと思う。
最後に一番不快だった所。全体の雰囲気。
節々でボッチを肯定する様な言い回しだったり演出が目につく。
なんて言うのかな。ボッチを肯定する作品ではないことは分かる。そんなメッセージを込めていないのは分かる。
けど、腹の中でボッチを肯定してるんじゃないの?と思う様な展開が多々ある。それが不愉快。
こんな世界だったら良かったんだ!みたいなオ○ニーを見せられてる気分だった。
共感出来る人が見れば楽しめるのかもね。
※他の人のレビュー見たら、結構肯定的な意見が多いので、気分が乗れば最後まで見てみようと思います。