TaroTanaka さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ現場的なリアリティは有りながらも現実的なドロドロ感が無かったのは良し悪しだが、全体として良作。
全般的に困難は外部から降りかかり
内部の結束はある程度固いため人間関係がそれほどドロドロはしない。
終始明るい気分で見られるアニメではある。
■良い点
・お仕事ものとして困難とその克服を良く描いている。どのような業界にいる視聴者でも普遍的に共感させられる。
・アニメ業界の作業工程の知識がつく。
・平岡の性格は現実社会にも存在しそうで巧みな描写だった。ああいう人間はよくいるし、特に厳しい現場だとああいう人ばかりになる(どんな業界でも)、気がする。
■悪い点
{netabare}
・太郎(CV吉野裕行)の「伝え方」のせいで原画マンと3Dマンの関係が悪化する下り。
あれだけ口滑らす人間が制作進行とか営業とかだったら、
現実社会だったら苛められたり白眼視されたりして辞めさせられるだろうな…と思ったりした。
あんなに簡単に関係修復できないだろう。
作品におけるリアリティと現実は異なる事を痛感した。
{/netabare}
・女子校仲間たちが作りたがっている七福神のアニメがとても面白そうには思えないこと。