元毛玉 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ギャーーーーーテロよ!飯テロよ!!酒テロよぉ!!!
原作未読。
なんという事でしょう。テロです。テロが起きました。
飯テロでありつつ、酒テロでもあります。
一気見して良かった。小出しに見てたらこれは絶対太る自信があります!
とにかくビールが飲みたくなります。犯罪です。
ビールについては色々思う所があります。
{netabare}トリアエズナマ{/netabare}は品名じゃないよ!!!
誰?異世界で最初にそう頼み始めたのは…
ビールについてはもう一つあります。
{netabare}
エールとラガーの違いの説明がざっくりしすぎてて
正確に伝わらない点がもやっとしました。
実際には酵母が違います。それぞれの酵母が活動する温度が違うから
エールとラガーは温度管理が異なるのです。
それと、見ていて特に気になったのがあります。
{netabare}
ふるまっていたエールはなんだろう?
この異世界はドイツをモデルにしてそうなのでヴァイツェンボックかなぁ
ほんのりバナナ香と暗いアンバーだとその辺りかなと思いました
…だ・け・ど、あの泡は一体何だろう??
{netabare}
近代~現代のヴァイツェンボックは確かに泡が特徴的ですけど、
ガラスが高価、ラガーが流通される前後という所から判断するに、
まだ炭酸ガス注入や酵母に不純物が混ざらない技術が確立されてないはず…
ちなみに発酵過程で炭酸は発生しますが、ほんのり表面が泡立つぐらいです
現在は後から炭酸ガスを注入する事で泡や炭酸感を強化してます。
(窒素ガスを使ってクリーミーな泡にしたりとか色々です)
炭酸発生するのは酵母が糖分をアルコールと二酸化炭素に分解する為です。
なので、非常に高アルコールであればそこそこ従来ガスも発生するのですが
木樽だと微量ずつガスが抜けるので、どうしても泡立つまでは難しいです。
あと、木樽だと木に含まれてる乳酸菌等がわずかに混ざりヨーグルト的な酸味がまざります。
現代ならまだしも、当時では酸味を抑えるのは難しいはずです。
※昔のエールは炭酸が弱く、酸味が強いものが多かったのです。
※ラガー普及からガス注入の技術確立まで200年程のタイムラグがあります。
※樽の材質は近代化につれて変化してます。
(現在主流はステンレス樽⇒プラスチック樽へ移行中)
※蒸留酒では無いので、アルコールと糖分は比例します。
(ゆえにガス注入無し高ガスだと 高ガス≒高アルコール≒超甘い)
{/netabare}
あの泡が謎過ぎます。どうやって入れたのか気になる…
{/netabare}
{/netabare}
はい!アニメ全然関係ないですねw
でも尺の都合などもあって説明しきれないから
視聴者に分かりやすい絵として使ってるだけかも…
私、ビール"だけ"は妙に詳しいのでツッコミたい衝動が抑えられなかった
すみませぬ・・・
あぁ~ビールが飲みたくなった!!