oxPGx85958 さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 2.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
雰囲気はあるが脚本と演出が薄っぺらい
最初の犯行の描写がなかなかかっこよくて、これは期待できるかもと思ったのですが、その後のストーリーと演出が薄っぺらく、エンディングに向けての展開に意味不明なところもあって、お洒落にしようとしているのが逆効果になったという感想です。
手垢のついたプロットを使う準備ができていなかった。この脚本に何の成算があったのかわかりません。
「ハイヴ」はもうちょっと英語をしゃべれる人を起用するべきだった。日本語のしゃべり方も悪代官調でお話にならないんだが。
主役格の刑事にいちいち突っかかる若手刑事の設定とセリフ書きを担当した人はクビにするべし。
結末に向けての展開ですが、ストーリーを思い付いた人が、{netabare}高高度核爆発を引き起こしたら、あの核爆弾を地上で爆発させたときよりも多くの死者が出ただろう{/netabare}ということを理解していたのかどうかが気になります。というか、理解していなかったんでしょうね。刑事側も{netabare}飛んでいる飛行機を下ろすことだけに執着していたし。{/netabare}
これは1つの例に過ぎず、シリーズを通して、登場人物たちが取る愚かに見える行動が、若さやその他のものを原因とする愚かさとして描かれているのか、脚本家がそこまで考えていないせいで愚かに見えてしまっているのかがわからないという事例が多発してました。リサがあまりにもわかりやすく愚かな人物として描かれているがゆえに、それ以外は脚本家のせいなんだろうなと思ってしまうわけですが。
音楽はパクリで有名な菅野よう子。この人がいまだに音楽の仕事できていることが信じられない。