「進撃の巨人 Season3(TVアニメ動画)」

総合得点
86.2
感想・評価
802
棚に入れた
4046
ランキング
209
★★★★☆ 4.0 (802)
物語
4.0
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分をさらけ出せば強くなれる!

この三期ではヒストリアの壮絶な過去、
壁の真の支配者、
6年前エレンは親父に何をされたのか、
リヴァイの過去と名字、
中央憲兵の親玉ケニーとの関係
などなどが明かされます。

まずまず三期で凄さを感じたのは
NHKで放送されたということ。
NHKのいいのはCMがないことです。
一期のレビューでも書きましたが、
進撃の巨人は作画やストーリーを含めて映画っぽいです。
CMがないと毎週映画を観てる感じで得をした気分になります。
エンディングもジブリっぽいですし。


三期はヒストリア(クリスタ)の成長物語と私は思っています。
今までクリスタというと良い子でおしとやかで、
アルミンからは「女神様」だとか、
ライナーからは「結婚したい」だとか…
しかし二期の最後の一件のあと
そんなイメージとはかけ離れたキャラだと判明します。
暴言をはき、あまり笑わず。
それでも自分を抑え父親の言いなりになったヒストリアだが、
父親に物申し、訓練で鍛えた技を披露。
そこでまた一皮剥けます。
その後巨人化した父親を倒し、
調査兵団らの移行で女王になったヒストリアは清々しく、凛々しく、
民の目線になって考え、
たくましく理想的な女王になります。
女王の即位式のヒストリアの姿は涙が出るくらい素敵だった。

大事なのは「自分はどうしたいか、どう生きたいか」という意志を持つこと。
そのためには外見の自分だけでなく、内面の自分もきちんと見せなければいけない。
格好つけはいつまでも成長できないんだと教えられた気がします。


最後に原作を読んでいる人からすると
アニメで気になるのは声優の演技です。
特にヒストリアのクリスタ時代からのキャラ変による声の変化が楽しみでした。
ヒストリア役の三上枝織さん。
見事にキャラ変に対応されていました。
その迫力ある演技にとても圧倒されました。
声優さんの凄さを改めて実感した瞬間でした。

投稿 : 2019/05/05
閲覧 : 419
サンキュー:

9

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