ようす さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
竜王とロリ弟子の、将棋一筋な日常♪
将棋がテーマの作品。
将棋には興味があるので、
この作品も楽しみにしていました♪
まあ、興味があるだけで全然強くもないし、
1局指すだけで疲れて嫌になるんですけどw
長年関西に住んでいながら
関西将棋会館がどこにあるのかさえ知りませんでしたw
ラノベ原作だし、将棋よりもキャラ重視なアニメと予想していましたが、
予想以上に真面目な将棋のお話も多かったです。
全12話です。
● ストーリー
16歳という若さで“竜王”となった九頭竜八一(くずりゅう やいち)。
しかし“竜王として恥ずかしくない将棋”を意識するあまり、
スランプに陥り、負けが続いていた。
そんなある日、家に帰ると、
9歳の女の子が待っていた。
彼女の名は、雛鶴あい(ひなつる あい)。
竜王の弟子になるために金沢から大阪へやってきたという。
八一は、彼女の将棋の才能に気づき、
内弟子として育てる決心をする。
あいちゃんをはじめ、
小学生キャラも多いので、ロリ成分多めですw
あいちゃんのかわいさは反則ですね(*´Д`)萌える
あんなに可愛い弟子に健気に応援されたら、
そりゃもう師匠、がんばっちゃうね!笑
あいちゃんたちの師匠への気遣いや
桂香(けいか)さんの努力など、
キャラエピソードがよかったです。
何度かほろりとしました(´;ω;`)
そして、真面目に将棋を指す対局エピソード。
公式戦や研究会など、いろいろな対局の形があり、
展開としては十分アツいものがそろっていたと思います。
ただ、一話一話があまり盛り上がらない。印象に残らない。
これは私が将棋のことを
よくわかっていないからなのかしら。
盤面を一瞬映されても、何が起こっているのか、
どうすごいのか、よくわからないんだものw
キャラたちのリアクションを見て、
「なんかすごいことになってるんだな。」と察する程度w
こればかりは仕方がないのかもしれませんが、
キャラと一緒に燃え上がれない温度差がありました。
≪ 舞台は大阪やで! ≫
舞台は大阪。
でも登場人物たちのほとんどは
関西弁ではありませんw
周りのモブたちが関西弁で話したりもしますが、
浮いていて逆に気持ち悪いw
大阪の有名な場所は
いろいろと登場しました♪
大阪には長年お世話になっているので、
知っている場所がたくさん登場したのは嬉しいし、楽しめました^^
夜叉神天衣(やしゃじん あい)ちゃんが鍛錬していた、
新世界の将棋道場なども、実際に前を通ったことがあるので、
「ここ知ってる!」と興奮してましたw
この将棋道場の前で立ち話をしていたら、
全然知らないおっちゃんに甘栗をもらった思い出があります。笑
● キャラクター
キャラは多かったけど、
意外とインパクトはなかったような。
ほとんど名前覚えてないし。
顔もなんだかみんな似ているしw
メインキャラはしっかり立てられていて、
どのキャラのエピソードも楽しめました^^
八一はモテモテですw
そして天然で嫁を増やしていくw
あいちゃんが立場的にもリードしてそうですが、
姉弟子の銀子(ぎんこ)との恋愛ムードももっと楽しみたかったな~。
銀子も十分正妻の位置を狙える存在だと思うのですが、
どうもあと一歩勢いが足りないというか、優遇されてないというか、
魅せきれていないのがもったいないキャラだと思いました。
● 音楽
【 OP「コレカラ」/ Machico 】
このOPは明るくていいですね♪
聴いていてテンションが上がる♪
お気に入りの曲です^^
【 ED「守りたいもののために」/ 伊藤美来 】
銀子の八一への思い全開の曲ですね!
銀子が歌っていると思うと、
恋の行方を応援したくなるわ~(*´Д`)
本編ではいまひとつおいしい思いをしていない銀子ですが、
このEDでは完全にピンスポ浴びてますね。
● まとめ
キャラよし、キャラエピソードよし、ですが、
肝心の将棋エピソードは
いまひとつ勢いに乗り切れていなかったような。
相手が小学生なのでラブコメとは言い難いですが、
それに近い台詞やシーンは、なぜか多いです。笑
将棋やロリに興味がある方(特にロリ方面に反応する方)には、
楽しめる作品だと思います♪