dbman さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
バカがエミリに昇天獣
原作未読。
2018年の夏に放映された『ぐらんぶる』と同じ原作者の作品で、2010年放映当時に視聴。「ぐらんぶる」は内容なんてほぼないバカアニメとして楽しませてもらったが、こちらは一応はその設定を活かしていた印象。表題にあるとおり“バカ”とそのテンションの高さで駆け抜け、何も考えずに観られる一作として楽しませてもらった。
登場するキャラたちは少なくないが、それぞれに個性が際立っているので難なく観られ、なかでも“えみりん”こと加藤英美里さんびいきが激しい私とあって、演じた木下秀吉が登場するたびテンションが上がってしまった。それまで男の娘になんて何ら興味がなかったけれど、彼女が演じているとあって複雑な気持ちで観ていたが、こんな男の子ならアリかも? なんて思ってしまったことも否めなかったりと、私の心情を著しく揺るがした作品としても印象が強いw なおえみりんは秀吉と二卵性双生児で双子の姉である木下優子も演じてられており、どちらかというとこちらの声の方が私の好きなえみりん声だったけれど。
とまあどんだけえみりん好きなんだよって感じのレビューになってしまったけれど、大半がギャグで成り立っている作品でもあるので、好き嫌いが大きく分かれる一作かと思われます。あにこれでの評価86.8点は流石に高すぎると思うんだけれど…みんなどんだけバカが好きなんだよw 『アホガール』も負けないくらいバカしてるからそっちの評価も上げておくれw
ちなみに麻生夏子さんが唄うオープニングテーマ「Perfect-area complete!」はまさにこの曲しかないだろってくらい見事に作品とマッチしている素敵な曲で、こちらも私のお気に入りアニソンメドレーのなかで現役活躍中。