北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
果汁20%ジュース
原作未読
最後まで観て
元に戻った妹にショックを受ける主人公の心理が全くわからん。
個人的に妹の媚キャラが好きじゃなかったという好みは別にしても、主人公が妹のことより自分の趣味を優先している感じがしてしまった。
フルーツ感はなく、砂糖水と香料の後味。
不味くはないけど、満足感も薄いお話だった。
11話まで観て
7話以降の理央編とヒロインの妹編は見せ場が弱くていまいち。
主人公も自家撞着を抱えないあっさりキャラだから魅力が薄い。
「神のみぞ知るセカイ」のように精神的痛手を負いながら戦う主人公のほうが深みがあって好みなんだけどな。
7話まで観て{netabare}
主人公はストレートな性格で分かりやすい。
この点でキャラ造形は「俺がいる」の八幡とは真逆とさえ言える。
(似てるという感想をちらほら見かけるのであえて異論)
先輩編の「空気なんて読まなくていい」と言いつつ「他人に観測されないと存在しないも同然」って物語の流れもこの作品が軽さを意識してる表れのように感じる。
自分が存在するために他人からの観測なんて全く必要ないという根本的な部分は触れずに、結局は空気は空気として認めてその是非は問わない、抗わないスタイルですからね。
(たぶん「俺がいる」ならもっとエゴを強調した展開と結論になる){/netabare}
主人公のセリフの臭さに当たりハズレがあったりするけど、とっつきやすくて面白い。