セメント さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメノチカラ第一弾
意欲的なオリジナルアニメーションで、
前々から関心の高かった作品です
やっぱり一番の魅力ははキャラクターでしょう
主人公のカナタちゃんがとても可愛いんです
弱天然系素直っ娘っていう、私のストライクゾーンをついた設定でして、いやはや可愛い
関連商品として、抱き枕カバーが出たときなんかは、愛情相まって、申し訳ない気持ちになったという声が多かったくらい
他で言えば、ツンデレっ娘なクレハとか、機械系無口っ娘なノエルとか
岸田メル氏の生み出すキャラクターは天下一品ス、キャラデ(ry
また世界観も魅力です、ジブリみたいですが
長期戦争の後遺によるロストテクノロジーな世界に
イタリアっぽい土地に日本語とドイツ語とフランス語の混じったヘルベチア共和国という架空の国が部隊の、なかなか斬新な世界設定です
結構肉厚なので、しっかり抑えてから見た方が、理解し易いと思います
制作はA-1ピクチャー、背景はやけに雄大で、細部まで描きこまれています
またスタッフも、監督に神戸守氏、脚本に吉野弘幸と、錚々たる顔ぶれス
エロ釣りしない硬派かと思ってたら、8話でものすごいことをやってくれました
最低限の品性とは一体なんだったのか
いやむしろ私にとっては堪らないサービス回だったのですがね
声優について、カナタ役の金元寿子さんは今作がデビュー作です
澄んだ声をしておられ、かつ儚さも併せ持つ、声優とはまさにこの人の天職
公式サイトの「ソラヲトTV」にて、体当たり芸人的なことをやらされてましたけど、スタッフ鬼すね・・・
軍の半日入隊とか特に・・・
OPはカラフィナの「光の旋律」です、エルフェンリートを彷彿とさせる幻想的な絵柄のOPにぴったりの幽玄に響く曲です
EDは戸松遙さんの「Girls, Be Ambitious.」、最初は作風と合ってないかな、と思ってましたが、聞くうちに全然慣れてきました
最終回は泣きました、アメイジング・グレイスの音が、どこまでも綺麗で、、、綺麗で。。。
OVAの出来も良かったですし
ひとつ、癒しとして、このアニメはかなりお勧めです