dbman さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
パンツァーとはスラングでパンツ愛好者の事
Wikipediaによると“インターネットスラングでパンツ(女性物の下着)愛好者の事”とあったけれど、ドイツ語で“鎧、装甲。転じて戦車”の意味ともありましたごめんなさい。
初回視聴時はいきなりの戦車シーンと多すぎる女の子たちに「これは観るのに体力がいる」と判断し開始わずか3分で断念しており、至極私事だが自分の中での最短視聴切りという記録を持っていた。しかしながら、気力も体力もあった先日に再挑戦したところ、「おいおいおいおい」とばかりにどんどん引き込まれハマってしまい最後まで一気に観てしまうほど面白い作品であった。
戦車同士の戦闘だが、その世界観や大勢の女の子が登場するなどは麻雀が高校の競技として一般大衆化している『咲-saki-』と似たような設定なので、すんなり入り込むことが出来た。
その多すぎる女の子たちをそこまで混乱することなく見分けられたのは、キャラクターデザインが『スカイガールズ』や『ストパン』などを手掛けた島田フミカネさんによるところも大きかったようだ。もちろん顔と名前が一致していない女の子はまだかなりいるけどもw
それだけにお気に入りとなったキャラも数人おり、なかでも敵として登場した卑怯キャラ・アリサ(声:平野綾)や、もはや肩車されていることが日常のカチューシャ(声:金元寿子)は強く印象に残っており、その可愛らしさに愛さずにはいられないキャラとなった。
物語はどこが面白かったと聞かれれば、どこだろうと悩んでしまうのだが、視聴中は「続きはよ!」からの「続きはよ!」状態のループで止まらなくなってしまったので、まさに王道といった展開が楽しかったのかもしれない。
私は正直なところ、戦車には特に興味もないし視聴を終えたいまも登場した戦車の名前をひとつも覚えていないが、そんな私でも十分に面白さを堪能できた作品なので、戦車という題材だからと食わず嫌いせずにご覧になって頂きたい。