へも さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ファンタジーとリアリティーの配分が好みではない
またです・・・
PAワークス作品はファンタジーとリアリティーの配分が好みでないことがちょくちょくあります。
「色づく」ならば、”魔法”がファンタジー成分で、”学園青春ストーリー”がリアリティー成分と言えるでしょう。その配分は私見ですが「1:9」くらいでしょうか。これがいかにもバランスが悪い!!(しかもリアリティー部分にラブ成分が足りてないので更にバランス悪い)
そもそもが未来の話から始まっており、そこから魔法で時間遡行しておばあちゃんの学生時代にやってくるというワクワクさせるスタートなのだから、過程の中でもっとファンタジー成分多めにしてくれたらいいのに! 主人公の瞳美も、お相手の唯翔も内向キャラだからジメジメした印象ばかりが強かったです。
その他とりまく学生キャラも多いのに、ドラマチックな展開は少なく(魔法使えるのに何でなんだぜ??)のっぺりしたストーリーのままダラダラと進行した感があります。起伏の部分もありましたけど、うーん・・・(胡桃の葛藤や、部長の唐突な告白など)
※逆にファンタジー特盛りだった「ウマ娘」はすごく好きでした! 「天狼」はまぁまぁ良かった、「サクラクエスト」はリアリティー寄り過ぎてアカンw と言いながら、リアリティーめいっぱい寄り切りつつ業界愛にあふれていた「SHIROBAKO」は突き抜けてて好きです♪
評価はOP曲とED曲であげてるようなもの。。
最終話は、今までの反動のごとくファンタジー成分をぶっこんできました。しかしあまりに遅すぎる!! そしてその幻想的な成分ですらストーリーをなんとか終結させるための義務的なパーツに見えてしまいました。
構成がとにかくダメダメだったと考えます。
もともとが富山出身で、いま長崎ジモト民であるワタクシとしてはすっごく期待してたのになあ(´・ω・`)
<余談>
★1話め始まりの長崎夜景。。現地民から見てあんまりにも盛りすぎwと思ったら、60年後の景色とは!! 長崎も少子高齢化を憂う地方都市でありますが、夢のある将来の景色を見せていただきありがとうございますww