dbman さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ユーチューバー回さえなければ、最高だった
最終話視聴にあたり最下部に追記
記憶喪失の高校生・響裕太(声:広瀬裕也)が、パソコンに映るハイパーエージェント・グリッドマンと合体し仲間の力を借りながら、街に現れる怪獣たちを倒す物語。1993年から1994年にかけて放送された円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とし、現代版にリメイクした作品だそう。
第4話時点まで視聴した感想として、基本的には『ウルトラマン』のような展開が繰り広げられている印象。
主要キャラと思われるサムライ・キャリバー(声:高橋良輔)と、新条アカネ(声:上田麗奈)、そのアカネにぞんざいに扱われているアンチ(声:鈴村健一)の3人に魅力を感じてしまったので、どちらかというと主人公たち正義側よりも悪の敵側を応援する形で見てしまっているようだ。
まだまだ序盤なので謎も多いし、今後の展開次第でどう転ぶかわからないけれど、正義側だけでなく悪側も同じくらい描写されているのはモロ私好みなので視聴を継続しようと思っている。
余談になるが、私は仮面ライダーや戦隊ヒーローものが大好きなので特撮モノへの偏見などはまったくないのだけれど、ことウルトラマンシリーズに関しては物心つく前に見たくらいで、今に至るまで興味を持ったことがなかった。というより、ウルトラマンまで手を出してハマってしまったら時間もお金も大変なことになってしまうのでw
ともあってこの作品如何では、ウルトラシリーズまで視聴しだしてしまう可能性があるので怖いw
▼総評
{netabare}正直、第4話のユーチューバーが登場したエピソードでは、退屈どころか苦痛を伴い視聴に耐え切れず一時中断。現代風にリメイクしたということも理解できるし、私自身、ジ○ーブログやGU○MA-17など大好きなYoutuberも多数いるのだけれど、ここで登場した類のモノは中身がないものが多いため不快にしか感じずマジで視聴を断念しようと思ってしまった。
しかしながらそれからかなり時間が経過し、最終話を迎えた今日、続きとなる第5話から視聴したところ、やはり物語は面白かったので最終話まで一気に視聴することができました。視聴再開した一発目となった第5話ではいきなりアカネのえっちなカットの数々にとても他人に見せられないようなだらしない顔つきになっていたことでしょう。
お気に入りとなったり印象に残っているシーンはいくつもあるけれど、やはりアンチの魅力は絶大で、どこまでも純粋なアンチの日常はもちろん、バトルではとてつもない熱量を感じたし、グリッドナイトとして覚醒したシーンは身震いしてしまいそうなほど最高に格好良かった。
上記のバレなしレビューでも記したとおり、主人公陣営よりもアカネやアンチの魅力が勝ってしまい、彼女らがどうなっていくのか最後まで目が離せなかった。サムライ・キャリバーと、六花ママは面白かったけれどw
一方で、最終最後の実写カットの意味がワカラナーイ。アカネが違う世界で目覚めたということなのだろうけれど、アニメ作品なのに実写にする意味があったのだろうか。貶すつもりは毛頭なく、純粋に謎w
物語は退屈に感じてしまったところもあったけれど、総じて楽しませていただきました。あの第4話さえなければ、最高の作品だったのにw{/netabare}
▼キャスト
響裕太:広瀬裕也
グリッドマン:緑川光
宝多六花:宮本侑芽
内海将:斉藤壮馬
新条アカネ:上田麗奈
アンチ:鈴村健一
サムライ・キャリバー:高橋良輔
マックス:小西克幸
ボラー:悠木碧
ヴィット:松風雅也
アレクシス・ケリヴ:稲田徹
六花ママ:新谷真弓
なみこ:三森すずこ
はっす:鬼頭明里
▼制作
アニメーション制作:TRIGGER
原作:グリッドマン
監督:雨宮哲
脚本:長谷川圭一
キャラクターデザイン:坂本勝
アニメーションプロデューサー:舛本和也
▼主題歌
オープニングテーマ「UNION」歌:OxT
エンディングテーマ「youthful beautiful」歌:内田真礼