ヘラチオ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
悲しい話を織り交ぜながらアクション
バイオハザードみたいな話。消えた村の人々の悲しみとか色々。
2人のカナンが鍵を握る。
渋谷を襲ったウーアウイルス・テロから2年。被害者の一人である大沢マリアは、「ヘヴン出版」の新人カメラマンとして古参のライター御法川実と共に上海を訪れる。そこでマリアは犯罪組織「蛇」をめぐる紛争に巻き込まれ、「鉄の闘争代行人」の異名を持つ友人カナンと再会し助けられる。カナンは「蛇」の首魁である宿縁の相手、アルファルドと戦いを繰り広げ、その彼女をマリア、御法川が追う。「蛇」の陰謀に関わる各国諜報組織も見え隠れし、カナンを中心に人々の運命が動いていく。
カナン 沢城みゆき
主人公。独立している五感を同時に機能させる能力(共感覚)を持つ“鉄の闘争代行人”。左手に蛇の入れ墨。、共感覚と優れた戦闘技術により超人的な戦闘能力を発揮する。大沢マリアとは中東の街で暴漢に襲われていたところを助けた縁で友人。
幼い頃、戦争により家族を失ったところをシャムに拾われ育てられる。生来の共感覚者だがウーアウイルスの影響でその力は強化されており、それにより戦闘技術の師であるシャムが(シャム自身を超越していく存在であるという意味で)「絶望」と呼ぶほどの能力を持つに至った。
NGOの夏目に依頼され宿敵、アルファルド・アル・シュヤが率いる組織「蛇」との戦いに臨む。一度はアルファルドに敗北し、上海の国際会議場を占拠した「蛇」との戦闘では共感覚を失った。その後乗り込んだ「蛇」の研究施設「ファクトリー」では完全に能力を取り戻したが、サンタナ、ハッコーの死で初めて恐怖感を覚え、アルファルドとの決戦の前には鋭敏すぎる共感覚のため死者たちの幻覚を見る。しかし苦闘の末、アルファルドを最後には圧倒して勝利した。
マリアたちと別れた後も闘争代行人を続けており、最終話のラストシーンでは再びアルファルドと相見えることが仄めかされている。
アルファルド・アル・シュヤ 坂本真綾
犯罪組織「蛇」のリーダーである女。カナンと同じように左腕に蛇の刺青を持つ。ビジネスとなる生物兵器としてボナーを求め、「蛇」を率い裏社会で暗躍する。
共感覚のような特殊能力を持たずとも冷徹・怜悧な戦法と、高い戦闘能力でカナンを苦しめる。カナンより以前にシャムから戦闘技術を学んでおり、「カナン」は元々シャムが彼女に付けた名前。シャムのもとへ来る以前は資産家の娘であった様子。両親を亡くしたため戦闘に関わる立場に立たされた。現在でも表向きはダイダラ社の筆頭株主である良家の者。
シャムに「極限」と呼ばれ、また「無敵」とまで呼ばせしめた有能な戦士だが、目的のためではなく個人としての欲望を持てば「孤独」が訪れるとも言い残される。シャムを敬い順じ続けているカナンとは違い師の存在を抹消することで強さを保っている。しかし、実際はシャムを超えられないジレンマを抱えている。
カナンとの決戦では追い詰めるが「覚醒」したカナンに敗北。列車から転落しカナンに助けられるも、掴まれた左腕を自ら銃で射ち千切って落下するが存命しており、その後カナンに「片腕の女」として再び知られることとなる。
OP
mind as Judgment 歌 飛蘭
ED
My heaven 歌 Annabel