退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あの表情は一生忘れない気がします
CLANNADとCLANNADアフターストーリーのレビューとなります。
CLANNAD第1期は個人的ピークが風子の話だったのがちょっと残念。渚の演劇シーンがもうひとつの山場ですが風子に比べるとうーん…という感じ。いい話だなぁとは思いましたが泣く程かと言われればそうでもない。ただ、春原や渚の両親が絡むギャグパートは大体面白く、その頻度も高いので飽きる事はなかったですね。第1期は以上です。(正直アフターストーリーが強すぎて記憶が無い)
第2期のアフターストーリーは春原の話から管理人の話など楽しめた回もありましたがやっぱり、やっぱり渚が死んでからの話はもう素晴らしい。あの花畑のシーンで汐が泣いていいのはトイレかパパの胸の中だけというセリフ、こんなの泣かないはずが無い…あの幼い子供がそんな事を言ってはいけないだろうと思うと同時にでもあの歳でそれなりに頑張っていたんだなぁと思うと泣けてくる。
泣けてくるのにその後追い討ちで朋也が電車で泣くんですけどセリフとかないんですよ、顔の表情で朋也の顔の表情だけで涙が止まらなくなってしまいました。個人的CLANNADの最大の見せ場なのではないかと思います。そこにLiaさんの挿入歌がまた涙腺を刺激してくるんですよね…感動なのか悲しくて泣いてるこれは感動と呼べるのか自分では分かりませんがとにかく胸を締め付けられるあのシーンは、語り継ぐべきアニメの名シーンだと言えると思います。
この後の朋也と汐が周りの人に支えられながら頑張るシーンは無条件で応援したくなります。渚の両親の温かさがほんとに印象的でCLANNADは人生と言われますが個人的にCLANNADは家族の要素が強い作品だと思っています。
ここまででもう名作と言えますがラストの渚が生き返るシーンは正直…何故???という感は拭えなかった。その後どういう経緯で蘇ったのか調べるまで意味が分からなかったのでそこだけちょっと残念ですが、まぁ名作と言って間違いないと思います。
余談ですが便座カバーは大して笑えなかったです
点数97