明日は明日の風 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
細胞の擬人化アニメ…体内で起こる日常(?)と異常の話
けっこう前からコミックのCMやっていましたが、アニメに向いているのではないかと感じていた作品でが、まさしくアニメ向きでした。
人の体内で起こっている出来事に、体内の細胞たちがどう行動するのかを描いているのですが、細胞たちの設定がとても面白い。さらに、自分達の体内で起こる出来事がそのようになっているのかるのかと知識も得ることができるという、もうね、Eテレで放送した方が良いのではと思いました。というより、たぶん、Eテレでやるな、きっと。
ダメっ子な赤血球に、ナイスガイ(死語だな)な白血球、キュートすぎる血小板、笑顔が怖すぎるマクロファージ、超体育会系のキラーT細胞、好酸球、好塩基球、樹状細胞、B細胞、T細胞、一般細胞(とラスボスガン細胞)、雑菌…どのキャラもたっているし、絡みが絶妙としか言いようがありません。
話も分かりやすく、また、自分の体で起こっていると思うと、なぜか体内を大切にしないとな…という啓蒙にもなっていたような気がします。見終わったあと、無理はしないようにな…と言いながら、アニメ見て酒飲んでいたのは内緒です。
中の人たちもすべてイメージぴったり。というより、豪勢です。ほぼ毎回ざーさんの絶叫が聞けるという、ご褒美としか言いようがありません(笑)。
文句のつけようがない、面白い作品でした。擬人化アニメで個人的には最高峰と思いました。