たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
安定感の冲方丁
冲方丁のSF小説はどちらかといえば往年のハリウッドスタイルのわかり易いライトな内容であり、哲学や宇宙科学よりも、人間の心理や行動を観察するものが多い。
この「攻殻機動隊アライズ」はそんなハリウッドスタイルの脚本構成なので、濃いSFファンや熱烈な攻殻ファンにはやや評判の悪い結果となってしまった。
というよりも、ここから新規のファンが増えて攻殻機動隊の士郎正宗の世界観やテーマに触れてもらえるにはちょうどいい、入門書のようなアニメである。