タック二階堂 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
美味しい料理は世界も次元も超える。
詳細は公式でも。
dアニメストアにて視聴中です。
異世界と現代日本が繋がって、異世界人に料理を
振る舞うというお話。
要は「異世界食堂」です。
なんていうか、同じモチーフってのはありますが、
ここまで酷似させる意味はいったい…
と書きましたが、どうやら原作はこちらの方が
先だったようで。
まあ、原作組じゃない身としては、アニメを観た
順ってことで。先にやられちゃったなら、
しょうがないって諦める手も…
======第10話視聴後、追記です。
おや、これは…
1話完結で見やすいですし、料理の作画も美味しそうです。
声優はメインに杉田智和、ヒロインに三森すずこ、
そして久野美咲、森久保祥太郎、チョー…と豪華。
EDはクラムボン。
これをなぜ地上波でやらなかったのか…
というくらい、かなりのクオリティです。
先行した(いや出し抜いた?)「異世界食堂」に
引けを取らない出来だと思います。
ただ、のふPLUS…
キジマもなぎらも要らねえなあ…
これだけは蛇足だったと思いますよ。誰得って感じ。
ま、続きは最終話を観てから。
=====最終話視聴後、感想です。
これが「なろう」作品かと思うほど、実によくできた
お話でした。
「異世界食堂」より先にアニメ化されていたら、
こちらの方が話題になったでしょうね。
ただ、多くの方が指摘されているように、
食レポと擬音のテロップは不要でしたね。
それと、やっぱり「のぶPLUS」は不要かな…
後半は飛ばしちゃってました。
良かったのは、ある意味これは「異文化交流」の
物語なんですね。異世界人という形を取りつつ、
文化の違う人たちと食を通じてわかり合うという
ストーリー。観ているこちらも、思わず笑顔に
させられる感覚が実によくできていました。
それをサポートしたのが、錚々たるベテラン声優の
演技。立木文彦を始め、百戦錬磨の男性声優たちが
美味いものに感動する演技が、観ている方もほっこり
するのだろうと思いますね。
とかく「また『なろう』の異世界モノか」と揶揄や
敬遠されがちだと思いますが、たまに珠が眠って
いるのだなあと感じました。食わず嫌いは良くないですね。