やまげん さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
全く入り込めず
1話では、衝撃的な展開と演出で突然キャラたちのバトルが始まり、なぜ戦っているのだろうと今後の展開にわくわくしたのだが…。
地下劇場で開催されるオーディションに参加しているキャラはほとんどトップスターになるという目的で戦っているのだと思う。
しかし、なぜ、表の世界(普通に学校の授業や実技試験とか)でがんばってトップスターを目指すのではなく、裏の世界(地下劇場)でがんばろうとするのか。
地下劇場で勝ち抜くために必要な力と、舞台女優としてトップに立つために必要な力が同じだというのであればまだ納得するのだが、地下劇場の勝敗は肩掛けを留めるボタンを外すことで決まるのだから、純粋に肉的的な強さがものを言う(実際に、体格の良い大場ななが連勝している)。
これでは、ドラゴンボールやランプの魔人を使って、いわばズルして望みのモノを手に入れようとしているように見える。
バトルの景品として、舞台の主役の地位や、あるいは芸術的な才能だとか成果だとかを与えられたとして、それは嬉しいのだろうか。そういうものは、役者としての実力で勝ち取らなければ意味がないのでは。
オーディションの勝敗は、役者としての潜在的な魅力で決まる、とかにすればよかったのに。
声優に関しては、声優が本職ではなく舞台が本職の人が多いようなので仕方ないとは思うが、アニメという媒体に合った演技とは言い難いキャラが多かった。
ただ、それだけならけっこう慣れるものだが、何人か、歌もいまいちなキャラがいたのは残念だった。