かずなみ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ついに来たシュタゲ続編
シュタインズゲートの続編が出る。
そんな話が出たのは本編放送が終わってずいぶんした2015年のこと。
発表と同時にアニメ化も発表され、一時期ずいぶんな話題になってた。
原作既プレイ、シュタゲ0も既プレイ。
名作シュタインズゲートの続編ということでゲーム発売時も相当な期待をしていた。結論から言えば、
期待しすぎていたかと思ってる。
それはアニメ版も同じで、ゲーム版ですら説明不足?でよくわからなかった部分が、アニメ版でカットされてさらに難しくなったという印象がある。
初見者はシュタインズゲート本編を見てからでないと、恐らく全く話が理解できないと思われる。さらに、分岐する23話、いわゆる再放送23話も観ておかないと話がそもそも始まらない。
ゲーム版既プレイの自分でも、「この辺りってどーいう事になってたんだっけ??」と確認しながらでないと話についていけなかった。
内容としては、公式で言われている通り、シュタインズゲート本編で、「シュタインズゲート世界線を目指す事を諦めてしまったオカリンルート」であるので、本編で鈴羽が言っていた第三次世界大戦の始まり、レジスタンスの活動、鈴羽の
母であるゆきさんの戦死、等々本編でチラホラ出てくる話がいろいろと出てくるので、その辺りは非常に面白いと思う。ただ、そもそもゴールが確定している(シュタインズゲート世界線を目指すよう説得するムービーDメールを送る。)ので、人によっては壮大なネタバレになりかねないかもしれない。
後半は、オカリンを覚醒されるためにまゆしぃの奮闘があったりのまゆしぃルート化しているので、まゆしぃ派は必見かも。
いろいろと興味深い点は多く、考察すべき点は多々あるので、退屈しないのは間違いないが、本編に比べるとどうしても見劣りしてしまうのは致し方ないのかと言ったところ。それでもいいならば、充分オススメできる作品。