「あそびあそばせ(TVアニメ動画)」

総合得点
85.4
感想・評価
926
棚に入れた
4088
ランキング
243
★★★★☆ 3.8 (926)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
4.0

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ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観た感じ

■情報
 {netabare}原作:涼川りん

 監督:岸誠二
 シリーズ構成:柿原優子
 キャラクターデザイン:黒澤桂子
 制作:Lerche
 話数:1クール全12話

 OP:「スリピス」
    by 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美)

 ED:「インキャインパルス」
    by 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美)
{/netabare}
■感想
 知識:原作漫画未読
 鑑賞:TV放送
 概要:あそび型あそばせ系
 成分:将棋部部長、紗礼頭徳子、アグリッパ
 設定:あっちむいてホイをする女子中学生は…

 一応全話観られた。原作を知らないのでノーマークだったが面白かった。私は放送されること自体を認識しておらず1話OPを観て「何かゆるいのが始まった」と思いながらも終盤の「監督 岸誠二」で良からぬ期待を抱きつつ観た経緯から、OP詐欺だったという印象はない。むしろ、「監督 岸誠二」に抱いた期待通りの内容で良かった。

 {netabare}一番印象的だったのは将棋部部長だった。あそび人研究会の面々よりあそびに命を懸けていた。そういうところが「記録1km」を霞ませているのか、アイダホの芋畑でもあるまいしそもそもその時点でない話。オリヴィアの言葉に煽られてコークスクリュー回転を加えての靴飛ばしには魂を揺さぶるものがあった。
 次に印象深かったのは前多。野村香純の警戒を和らげようと話し始めた自身の経験、それが妄想ではないことはその前の回で証明されている。一応本田華子の家の「何か」として雇用されているが、執事でもなく只華子の問いに応える、というのが業務の一つであることは確か。華子の祖父と親しいらしく二人で開発したものをよく学校まで届けるが、その出来は作風通りの仕様である。
 あと印象に残ったのは樋口千紗都だろうか。あそ研の顧問をしている先生だが、顔は何度見ても「FXで全財産溶かした人」にしか見えない。女子校しか在学経験がないため夢見がちでBLは大好物の模様。ちょくちょく話題を提供するが、同窓の友人にはおちょくられている節を感じる。
 ほかにも色々面白い話があったが、だいこん(?)だかかぶ(?)だかを抜くゲームも面白かった。確か本田華子が誘導して、オリヴィアへの説明として華子と野村香純が実際にプレイして見せる話だったが、華子が弱いということもあり、姉に罰ゲームを繰り返し強要されていた経験を持つ香純の強さが際立っていた(生徒会長もだが、強気な態度に出るときは高圧的になる)。
 放送が終わった今OP詐欺にあうリスクはないが、某有名ブログでは一番面白かった作品としてこれを挙げる人は「ガイジ」だとバッサリいかれたので、「ガイジ」の汚名を着る覚悟のない方は控えたほうが良いかも。{/netabare}

■蛇足
 {netabare}ところで、ゲーム自体はプレイ経験がないが、

 何かの雑誌(ベーマガだったかな?)で特集されていた、

 「タイムギャル」の映像が懐かしかった。

 ゲームはレーザーディスクの映像にタイミングを合わせて操作すると

 危機を回避できる、みたいなのだと思う。

 B.C.70000000から開始(するのかな?)する前に通るタイムトンネルが、

 ポールのミラクル大作戦(多分)チックで趣がある。

 タイトルには失敗集とあったが、

 後半「VICTORY」とあったので失敗だけではない気がする。{/netabare}

投稿 : 2018/11/06
閲覧 : 270
サンキュー:

33

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