てっく さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
一視同仁の美しい友人達
始めに。
『美しい』とか、『心地よい』とか。
そう言った感情が、ふと現れた。そんな作品でした。
メカニズム的は事は、上手く言い表せません^^;
<あらすじ>
夏目貴志は幼い頃に両親と死別し、親戚をたらい回しにされて来た。
親戚をたらい回しにされた原因でもある、『アヤカシ』と呼ばれる存在が見える貴志は、そのせいで周囲には変な目で見られ、いつも孤立していた。
そんな中、毎度のごとく妖に追われた先の神社で猫の姿をした妖と出会う。
その妖から、貴志の祖母にあたる『夏目レイコ』と間違われて妖に追われてることや『友人帳』の存在を聞かされることになる。
友人長とは、レイコが妖と勝負し、勝った暁に妖に名前を書かせたもので、名前を書いた妖はレイコに呼ばれればいつでも参上し主として従う契約書の様なもの。
猫の妖は貴志が持つ友人帳を狙っていたが、レイコとは違う雰囲気の貴志に興味を持ち、しばらくは貴志の用心棒として友人帳を見守ることにする。
友人帳を手にした貴志は、友人帳に記された名前を元の妖に返そうと決意し、猫の妖を『ニャンコ先生』と名付け、多様な妖達との物語が始まる。
お節介で自分より他人を優先する姿は、まさに、阿良○木くんである。
いや、一緒にしてはイケないのだが、どうしても引っ張られる。
神谷さんと言うだけで、テンションは上がりますから↑↑
妖にも多様な妖が居て、友人帳の力を手にせんと強欲な妖もいれば、心優しい妖も居るなど、個性豊な妖達。
そんな彼らとの関わりの中で、何か「心地よさ」を感じる。
「人だとか妖だとかそんなことじゃなくて
自分にとって大切なのかどうか
その瞬間の想いや幸せを心のまま素直に
迷うことなく受け止めていけたらと思う」
この言葉に全てが詰まってる。そんな素敵な作品。
とまぁ、彼の活躍を見届けたくなる作品。
シリーズが多いので、追って観て行きたくなる作品です。