かがみ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人は何かを失うことで等価交換的に「欲望」を得る
オルソラ編。レムナント編。大覇星祭編。イタリア編。そして学園都市対ローマ正教編。
クライマックスの虚数学区・五行機関を巡る上条、一方通行、ヴェント、木原ら各陣営が入り乱れての市街地戦は見応え十分。
一方通行の顔芸と声芸は相変わらず素晴らしい。能力を制限された上に莫大な負債も抱え、学園都市暗部の掃除屋に堕とされる。そんな境遇にも拘らずラストでの彼はとても生き生きしている。人は何かを失うことで等価交換的に「欲望」を得る。そういうことなのだろうか。
最後に浜面仕上が出てくる。この時点での彼は「ザ・小物」。この男が後々、第3の主人公と言われるまでに成長すると思うと感慨深い。