画伯 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1話完結のオムニバス 予感できる結末を一段上に昇華した作品
安定の京都アニメーション、と言えばそれまでだが一時期からか「予想できない結末」に対しての評価が高くなる空気感があった中、ある種王道路線を進んだ作品だと思う。
例えばに10話、病気がちの母とその娘の物語は、最終的な結末は見ている人ならばなんとなく空気感で察することができたであろう。
しかしながら私は最後のシーンで涙をこらえられなかった。
それはそれ以前からのヴァイオレットの成長を一層強く感じた上での衝動に他にも、計算された場面展開、BGM、演技力の総合力、さすが京都アニメーションという作品です。