さーける さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
手にするのは…WHO?
(はじめに)
感想の文面で名称が分かりづらいと思いますが 一期では物語の内容的に登場人物に重点をおいたあらすじになっていますので キャラ説明は省略させて頂きます
申し訳ございませんm(__)m
主となる話は 聖杯に選ばれた7人のマスター(魔術師)と召喚されたサーヴァント(英霊)が望みを叶えるため戦いを繰り広げていく『聖杯戦争』一本のみです
正直、バトルだけに焦点を絞った話で ここまでおもしろいとは思いませんでした
やっぱり一番の見処は戦略や戦術でしょう
「衞宮」陣営と「遠坂+言峰」陣営らはサーヴァント召喚前からそれが見れて 序盤から引き込まれる要因になりました
手の内を見せず有利に戦いに望もうとする姿勢
汚い手を使ってでも事を成し遂げようとする姿勢
自分たちの持つ力量を計算しているようで 次々に変わる状況への策の対応に緊張も味わえました
また、それぞれの陣営が場面転換しながら同時進行していく展開は 一つの動きに対し戦術や思考の変化が理解しやすかったです
第4話からはじまる宝具を持つ者同士の戦いは 迫力があり美しさを感じる映像で 今後の展開でだれとだれが交戦するのか楽しみにもなりました
最も印象深かったのは第11話の王3人による酒宴で 『王たる者』についてのディベートは ライダーのファンになるぐらい気にいってしまいました
(総評として)
それぞれの信念、美学、思惑、過去の話を細かく描き 序章としては満足のいく締めだったと思います
気になる言峰綺礼の動向 バーサーカーの正体は 二期への期待としておきます
さあ キャスターを討伐し 真の聖杯戦争を!