ヘラチオ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前作よりこちらが鬱展開な気がする
今作では、雨宮優子と火村夕の話に加え、羽山ミズキ(麻生蓮治の従兄妹)と久瀬修一(麻生蓮治のお隣さん)の話を中心に展開。
前作同様の演出そのままに、過去や持病がより一層、鬱展開へと誘っている。
{netabare}優子は虐待されているし、夕は妹を亡くした過去を引きずりすぎるために、優子を遠ざけ、傷つけることになるし、修一は心臓に持病を抱えているせいか、どこか自暴自棄で大切なはずのヴァイオリンを燃やしてしまうしで、なんか怖い。{/netabare}
凪も作品に関わるけど、重要度はよく理解できず。でも、最終的には、{netabare}過去の記憶ではあるが、優子と夕は優子が車?に轢かれるまで、幸せに過ごし、教会でうずくまる少女(実は、ミズキなのだが)と仲良く過ごした。修一はミズキと長く過ごすために成功率の低い手術に挑んだ。成功して、結ばれてめでたし。そして、優子に夕が会いに行くが、優子は生きているわけではなく、天使?のような存在で夕が過去に囚われずに生きていけることに安心し、成仏?していく様子には{/netabare}少し涙が。
良作だったけど、鬱展開が続き、見るのが辛かった。
OPはELISAの高音ボイスが素敵。EDは前作よりも前奏が特に印象に残っているかも。