ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ダブル主人公?(酷評注意)
原作未読 全13話
高校のバトミントン部を舞台に、バトミントンの才能はあるがトラウマを抱えていて、バトミントンをする拒否している主人公の羽咲 綾乃(はねさき あやの)と、ある試合の屈辱をバネに努力して強くなった荒垣 なぎさ(あらがき なぎさ)2人に、部員やコーチ、ライバルたちとの試合や葛藤を描いたスポコン作品です。
最近のスポーツ作品は結構爽やかなイメージの作品が多いですが、この作品は比較的ドロドロしていますね。
サブキャラクターに多少好感できるキャラもいましたが、主人公の綾乃に感情移入が最後までできませんでした。{netabare}(母親の件は同情しますが、色々な人にあの言動は正直不快でしたね){/netabare}
羽咲の暴走を多少の抵抗しながらもそれを許す部員たちにも共感できませんでした。
もう少し荒垣の方にもクローズアップさせるシーンが多いと良かったです。
また、部員やライバル・関係者などキャラが多いこともあり、どうしても一人一人の印象が薄くなります。
ただ、試合のシーンはスピード感あって迫力もありましたね。
お話はキリのいいところで終わっています。
詰め込みすぎた感じはしますが、試合のシーンはすごく迫力があったのでスポーツ作品が好きな方は観てもいいかもしれません。
OP 作画はかっこいい感じでした。本編にも取り入れてほしかったです。曲も爽やかで好きですね。
ED 大原ゆい子さんが歌っています。
最後に、スポーツ作品は1クールで終わると詰め込みすぎて内容もキャラも印象が薄れてしまいますね。今は最悪の印象(私的)な主人公ですが、もし2クール・3クールと続くと印象も変わるかもしれません。