ギバチサナ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
どこかであったような設定とどこかで見たようなキャラ。だが…。
澤野弘之が音楽だからとりあえず見てみた、という温度感だった
見始め当初と見終わり直後だと、後者のほうが熱量高く、結果として良い作品だったと思う。
キャラクターそのものは「どこかで見たことある」キャラクターであり
キャラクターの背景も「どこかで見たことある」もののため
絵面だけ見ると新鮮味はゼロだが、設定が面白いから話題になった感。
ただその設定も、「こんな着眼点が!」といった斬新なものではなく、「あーなるほどこういう視点のストーリーってありそうでなかったよね」くらい。
一つの物語として見ても、一応伏線は回収されているし、ドヤ場面は格好良いし、キャラそれぞれの鬱部分も秀逸だし、文句はない。でも、沸き立つ感動はそこまでなかった。
にも関わらず★4評価になるのは、私感で申し訳ないが、坂本真綾演じるとあるキャラクターがツボすぎたからだ。
あのキャラクターがいたから、高評価になった。多分いなかったら★2.8くらい。
と、既視感のあるキャラクターたちだからこそ、視聴者がお気に召すキャラが高確率でいる可能性もあるアニメだと思う。
平均以上のアニメだと思うので、見て損はなし。
あなたはどのキャラクターが好きになるだろうか。