木村天祐 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
VRあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
見ました。
酷かったです。脚本が。
まず、VRゲームが舞台の話なんですが冒頭が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に酷似していることがマイナスですね。
仲良し小学生グループがVRゲームやってて、ゲームが原因で女の子が死にます。まあ、最後まで見て考えると、似てるのは「仲良し小学生グループ」「女の子の死」「グループの仲違い」くらいしか似てないのでそこはどうでもいいです。
マイナスはそこからですね。
「小学生グループのやたら強キャラ設定」
「死人出してるのにバージョン2出してるクソゲー」
「6年も前のゲームまだ続けていて、主人公のこと覚えていて襲ってくる他プレイヤー(大勢)」
「やたらメインヒロインのことが好きな仲良し小学生グループのイカレ男子(あとで仲間になる)」
「メインヒロインの声もうちょっとどうにかならんかったのか。ヒロインっていうかぬいぐるみみたいなマスコット声なんですけど」
etc...
出てくるキャラみんな酷いです。
簡単に酷さを出してくる感が、所狭しと押し寄せてきて、視聴者はその本流に飲み込まれます。
ついでに、最後まで何の謎も解けませんでした。何やねんこれ。
評価するなら、作画はあまり力尽きた感がなかったのでそこは評価ですね。
あと、「簡単に闇落ちした仲良し小学生グループの元陰キャ女子」はマイナスですが、闇落ちした際にエッチな格好してたんで、許します。
これ原作の七星のスバルは私未読なんですが、同作者のギャルゲヱの世界よ、ようこそ!は既読なんです。
はっきり言って、文句も出るとは思いますが、正直ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!をアニメ化したほうが良かったんじゃないですかね・・・?
あれは、現実的に厳しい道でもちゃんと主人公頑張ってますし、自分が召喚した責任とろうとしてる感ありました。
まあ、スバルはガガガ文庫で、ギャルゲヱはファミ通文庫なんですけどね。
これ何考えてアニメ化したんですかね?
ガガガ文庫って小学館だからサンデーと同じ権威主義者で、既存の作品パクるように指示でもしたんですかね?それしかOK出さなかったとか。やたら他社で活躍あった作者呼び込むとか多い文庫だし、小学館が学歴主義とか有名ですもんね。そんくらい勘ぐりたくなりますわ。