pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
土曜深夜30時のノリ
2話までの感想{netabare}
他の方も指摘してる通りニチアサのノリ。
厳密には深夜32時だか34時だか…特撮&アニメマラソンの最終トラック、「これ終わったら眠れる」、そんな感じの空気を彷彿とさせる。
何故深夜?
でもって深夜だから1クールなんかね?
朝アニメなら1年放送するところを1クールに詰め込んだかの如く、1話は詰め詰めな展開。
主人公が村出るまで本当は4・5話かけるところを強引に詰め込んだ感じで、いやぁ急ぐなぁ。
(ゾイドワイルドだって主人公が旅立つのは4話か5話じゃなかったっけ?)
ってことで2話も本来20~30話くらいの中だるみ最中のノリに感じる。
悪くはない、悪くはないんだけど1年かけてのんびりやって欲しかったなぁとついつい思ってしまう。
また一方で同スポンサー?の“ラストピリオド”も、一歩間違えればこういう作風になってたのかな?と思ったり。
ってか2話はすっごい親和性を感じる、ケモキャラだからか?
それとチョーさんが声あててる旅商人、語尾に「じゃも」を付けられるとどうしても…その…ダリフラに並ぶ真顔で目を背けたくなる糞アニメの“コメットルシファー”(資料的な意味では見る価値あるかも?)を思い出してしまうじゃも。{/netabare}
最終回までの感想{netabare}
これのゲームのほうを齧ったことのある友人にどんな内容か聞いてみたところ、なんでも普通だったらどうもでいい脇役・MOBですら設定がドッサリと盛られてるらしい。
その結果キャラ紹介だけに終始してメインとなる話はすごく薄味らしい。
あれ、それってアニメでも同じだ。
各地方を回ってもそこの住人の設定を紹介して、それが終わる頃にはもう次の町へ行くって形で、メインとなるストーリーはホント薄味。
最終回まで見てもメルクの謎はそのままだし親父の安否は不明のままだし、せいぜいモンスター嫌いが緩和されたのと親父の旅行癖をちょっと理解できた程度の変化しかない。
それこそ主人公の成長よりもゲストキャラの紹介を優先した感じ。
それが良い悪いではなくそういう作風ってことで、アニメはゲームの雰囲気をよく再現してるってことでいいの…かな?
雰囲気的には最近やったアニメに例えると“ハクメイとミコチ”が近い気がするが、それでも向こうはハクメイかミコチをメインに据えた作りにはなっていて、似てるように見えて結構違う、かな?
と、よく考えたらこれって中国ソシャゲなんだっけか。
ああ、それこそ三国志みたいなノリ(誰が主人公か明確ではない)が好きな民族性なのかも?
メルクの口調はユウの母親譲りか、羽生は関係ないの?
ハピエレなので“ラストピリオド”に引き続きこっちでも“ひぐらし”推しだと言われても驚かないゾ。
総評としては、悪くはないんだけど刺激が無くまったりのんびりで、日曜朝の特撮→アニメの地獄マラソンの最後ら辺(これが終わったら寝れる)に丁度良いノリ…睡眠導入財とも言う。
アニメ単体ではどうか知らないけどゲームはそこそこ人気ある?コミケ会場で等身大ポスター貼ってあったぞ。
ってことでもし続編が作られるようなことがあったら、も~ちっと刺激があるものにして欲しい。{/netabare}