アニメ記録用垢 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私をアニメの世界に惹き摺り込んだ思い出深い作品
デミウルゴスの中の人が当時、学生の頃。
何気ない気持ちでTSUTAYAでレンタルしました。
それまでは観るアニメと言ったら、ゴールデンタイムにやっている様なジャンプ作品の
NARUTOやBLEACHなどの少年誌をアニメ化した作品をたまに観る程度でした。
まず少年誌とは違うなと感じたのが、世界観の設定
科学と魔術、それぞれが一つの作品として成立できるだけの要素を詰め込んでおり
科学と魔術が交差するとき物語は始まるの代名詞の通り
二つの要素が交差し、物語が進む。
とても惹かれましたね。
それまで少年誌にしか触れて来なかった私には、目的やラスボスが設定されてないのに話が成り立つの?!
といった感じでした。
決められた道筋が設定されていないにも関わらず
ストーリーが展開するものなの?と疑問に感じた訳です。
どちらかが設定されてない作品はありますが、目的とラスボスの両方が設定されていない作品は現時点でも殆どないかと思います。
そして何よりも驚いたのが能力の設定
少年誌のバトル物の能力と言ったら、火、風、水、雷、光、闇などの単純な自然現象の能力がメインだったので
一方通行のベクトル変換をアニメで観ていた際に
何じゃそれ!?こんなの最強だろ!?と心躍ったものです。
ベクトル変換の能力に関しては、私に限らず誰ものが初見の能力設定だったと思うので驚いた筈です。
あと作画の良さに驚いたのが記憶に残っています。
昨今のアニメ作品に比べれば1期は拙いレベルの作画ですが
放送当時、今までジャンプ系のゴールデンタイムの時間のアニメしか観て来なかった私には
凄いと感じさせるには十分でしたね。
そんなこんなで私をアニメの世界に惹き摺り込んだ思い出深い作品です。
最近、禁書目録を1期~3期まで一気観しましたが
やっぱり面白い!
個性豊かなキャラクターが能力被ることなく戦い、そして展開して行くストーリーには心躍らせられますね。
ただ3期の作画が酷過ぎて悲しくなりましたが、4期があるとすれば、2期の時の様な素晴らしい作画でお願いしたいです。