つぶあん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
恐怖のサーカスの開幕です
この作品が今頃アニメ化されると聞いて驚きました。
原作が終了してからずいぶん経つ作品(1997年~2006年連載)です。
藤田和日郎はすごく好きなので正直うれしい。
藤田作品って自分の中では狂気をイメージさせる作品が多いと思います。
その中で強さや優しさをここぞとばかり見せてくれるのが、
惹き込まれる要因だった。
この作品も、かなり濃い作品でした。
第1話の感想は、
とにかく原作のイメージをよく再現してる。
OP前の勝の恐怖の顔、やっぱりこれですよ。
本格的な人形バトルはまだでしたが、期待できそうな動き。
何よりも1話のこの鳴海のセリフ
{netabare}
「あきらめるな!お前は間違っちゃいねぇ!
キツイときには助けてと怒鳴れ!
腹が立ったら悪態をついてやれ!
足掻いて、足搔いて、だめだったら!
そんときゃあ、にっこり、笑うしかねーけどよ!」
{/netabare}
音楽と共にいい演出してるわー。涙でそう。
凄くいいシーンです。
原作って43巻まであるので、どこまでいけるのかな?
原作が古いので、見る人によっては少し古臭い感じに映るかも。
とにかく自分には楽しみな作品です。
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2018.10.19
2話視聴
{netabare}
プルチネルラを駆る阿紫花に襲撃されるシーンから。
あるるかんの強さが際立ったシーンでした。
しろがねの声、最初はイメージと違っていたのですが、
すでにこの声で定着してしまいました。
いい演技ですね!
コンビニでの夫婦漫才、面白かった。
鳴海の勝に対するやさしさ、いいですね!
勝に対してとった自分の行動に違和感を感じる鳴海が、つぶやくセリフ
{netabare}
「でも、あいつと別れるのは・・・痛いよなぁ」
{/netabare}
これ、好きです。
とにかく目まぐるしくストーリーが展開してます。
今回もテンポよく進んで、楽しめました。
{/netabare}
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2018.11.09
5話まで視聴
{netabare}
雑賀邸に誘拐される勝。
勝が著しく変化していきますね。
ただ助けを待つだけの弱い自分を奮い立たせた加藤の言葉。
そして加藤としろがねを助けるために立ち上がる勝。
窓から飛び降り、突然現れた勝をみて愕然とする阿紫花。
そこにはただ泣いて諦めるだけの姿は微塵もありませんでした。
勝の目力にゾクっとさせられた瞬間でした。
落とし穴の中でゾナハ病を発症する加藤。
笑わなければ助けられないのに、笑えないと悲嘆するしろがね。
「お前は俺の女になる」という加藤の冗談を笑えなかったと思っているが、
加藤には想いが伝わったはずだよね。
そう、発作が止まったのだから。
そして意識し始める二人の変化が素敵ですね。
そして炎の中で加藤が勝を助け、腕だけを残して消えた加藤。
衝撃的な結末です。
そして勝の新しい生活が始まりました。
加藤が消えてから2か月。
学校に再び通うことになった勝と、高校に編入することになったしろがね。
学校前のしろがねの「れざぁ~ましおぅ~」がツボにはまりました。
加藤の言葉を思い出し、イジメに遭っても笑う勝が切なくなります。
そして、しろがねの体育の演技、綺麗でしたね!
仲町サーカスも登場しました。
ノリとヒロのお調子者ぶりがいいですね!
リーゼロッテもすでにいたのが驚きです。
そして、加藤。
もう出しちゃったのかw
{/netabare}
やはり原作を短くまとめていますね。
原作と出会いの場面がかなり違っていますが、そこは尺の都合で仕方ない
かと思いました。
でも、できるだけ自然に話を持っていくように心がけているのが伝わる
気がします。
この先、どうなっていくのか楽しみですね。