まにわに さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なんとなく
2話まで: {netabare}生活感が逆に仮想を思わせ、思い出せないと使命を思い出せの水掛け論もそうだが、破壊がなかったことにされたので、ほぼ意味のない内容だったのが、敵が判明した途端ずいぶん話が見やすく、状況を受け入れやすくなったような気がする…なんとなくだけど。
侍も、道選びと同じショートカットで、そういうものだと思ってしまう(道選びが男の子用で、ビー球が女の子用?)。
なんとなくだけど。{/netabare}
6話: {netabare}六花にアンチ、将にアカネをニアミスさせ、余った裕太を核心に触れさせる話。
それぞれに安全弁を付けるという安心設計。
これなら変な話も心置きなくできる。{/netabare}
10話: {netabare}怪獣の中の人が暴れてセットを壊し、ヒーローに仕返し。元怪獣が駆けつけて場を収め、やっぱりヒーローがやりたいと言い出す。さらに裏方では怪獣造形師がヒーロー俳優を刺す。
これが特撮同好会なら、なかなかの荒れ様。
造形師としては、こんなのでヒーローを出すなよってこと?{/netabare}
観終わって:
{netabare}10話の感想はやや拡大解釈だが、メタ・レベルを下げる途中で話を動かしてきたので、どのように解釈してもいいところだと思ったのでそうしてみた。
アカネの、この世界で唯一の悩める存在は、まさに神の姿だった。
11話もその線で解釈できそうだったが、それよりも、
怪獣の使い回しとか、安易な製作が祟った低迷期を乗り越え、君もヒーローだみたいな商売とがっちり手を組んで、CGを駆使して復権し、ヒーローと怪獣が人気を競う現在に至る…とか?
最終話ではさらに状況が変わって、SNS上で影響力を暴走させていたアカネが、反論が得意なアンチくんに諭され、煽るだけだったケリヴになりすまされる。それを、祐太のアカウントで調査していたグリッドマンが、データを復元して犯人を捕まえる。
元のグリッドマンは観ていないが、あらすじがネットを悪用して利用されるらしいので、最終話だけは番外編として見れるのではないか。
この終わり3話の展開で、前半との整合性が取れるのかどうか。
私は、「なんとなく」として見ていたので、そんなに困らなかったが。メタなので厳密でなくとも、何でもありでいいと思うが。
ここに一貫したものが読み取れるとしたら、「怪獣vsヒーロー」だろうか。{/netabare}