ももも さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
SFっぽい無機物感もあるショートストーリー
近未来。町は廃墟と化し、治安維持ロボットだけがあたりを徘徊している…という、いわゆるディストピア物。
主人公は「屑屋」と呼ばれる人間です。廃墟を盗掘し、見つけた物資を売ることで生きています。
彼が廃墟の中で、まだ動いていたプラネタリウムの案内ロボット「ほしのゆめみ」と出会う物語です。
原作はkeyというエロゲメーカーが2004年に発売した一般ゲームで、そのアニメ化となります。
leafと併せて、いわゆる「鍵葉系」と呼ばれるジャンルを私は苦手であったため合わなかったらすぐ切るつもりで見たのですが、これは面白かったです。
キャラクタデザインが「いかにも」という感じの00年代の萌え絵なのですが、視聴感?は結構SFしてます。
案内ロボ「ゆめみ」は応答パターンが一部定型化しているようなロボっぽいロボなのですが、迷い込んできた盗掘屋に何度と無く話しかけ、荒んだ世界で生きてきた盗掘屋は、徐々にほだされていきます。