ニワカオヤジ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
合唱部なのに、とか色々思うところはありますが
個人的に、合唱は大人数よりも各パート一人ずつの方が、一人一人の声が埋もれずに聞こえるので好きです。なので5人の合唱部というのが非常に魅力的な題材でした。
しかし、残念ながら5人のハーモニーは全く出てきません。
音楽としては、2話の「心の旋律」の来夏と紗羽二人の合唱がピークだったように思います。しゃべっている時の来夏からは想像もつかない声に、紗羽が綺麗にハモるところは鳥肌ものでした。しかし、途中からエンディングにつながるんだけど、アカペラがバンド演奏になって、一気にチープに…。二人だけで最後まで歌って欲しかったです。
そして最終話の「radiant melody」には否が応でも期待しましたが、「合唱」部の5人がほぼ「斉唱」で歌っており、魅力が半減どころか皆無になってしまったのが残念です。
鳴り物入りで入部した和奏がほとんどソロで歌ってないのもどうなんでしょう?
ということで肝心の音楽がやや残念ではありましたが、青春ものとしてはかなり面白い部類だったと思います。
絵は背景もキャラクターもすごく丁寧で見惚れました。
しかし、校長、和奏パパ、紗羽パパの黒目が妙に大きいのが気になりました。カラコンでもつけてんのか?
ストーリーはテンポが良くて、各主人公の葛藤が丁寧に描かれ、最後まで一気に見ました。しかし理事長の{netabare}経営手腕に現実味がなさ過ぎです。少子化だから学校をつぶしてマンションを建てるって…
かなり大型かつ綺麗なマンションで、ターゲットは当然子育て世代なはず。子育て世代が重要視する住環境は、良い学校があることです。学校をつぶして建てたマンションなんぞに誰も住みたくないと思います。{/netabare}
それらの難点があるにしても、とにかく、
・弓道部の胸あて
・微妙な私服姿
・あられもない水着姿
・パパの前で制服を脱いでブラチラ
・ヘッドホンつけて振り付けを考えながらジャンプ
など、ただひたすら紗羽ちゃんがエロ可愛いかったので、まあ全て良しとします。