Jun さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
基本的に後日談。メインキャラがほとんど出なくても世界観で楽しめた
桜が綺麗だし、神原がサルの手から解放されて駆け出すところが好き。よかった。いろいろあったメインキャラが幸せだと、自分も幸せな気持ちになる。
ただ、臥煙(お母さん)の神原への言葉も自分には刺さらなかったし、貝木が臥煙さんを好きだったというのも、(恋物語で)知ってたし、神原とあったのも何か魂胆があった方が彼らしかった。真面目なしんみりした話なので幽霊、亡霊が自分が死んだことを知らずに怪異のコレクションを装着できるかというツッコミは誰も入れないが、神原との過去エピソードがあった方がなんでずっと忘れてた彼女に神原がこだわるのか理解できて、自分も感情移入できたかもしれない。最後のあららぎくんの締めのコメント、青春したっていうのは軽くて明るすぎな表現。しんみりした話を吹っ切ろうしたのかもしれないが、神原が悪魔様の噂を聞かされて、自分の仕業じゃないかと疑い、何故かサルの手から解放されて、等々に対して青春したねっていうのは何か意図せず馬鹿にしたような響きを感じてしまう。多分本当のあららぎくんはこんなことは言わない。