ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
フレンズとか言いながら動物蔑視?
・ただの擬人化萌えアニメと思って敬遠していましたが、想像していたのと違って割とまっとうなSFでした。
謎が残されたまま終わりましたが、大体想像がついて、それほど意外な真実が隠されているとも思えないので、2期を作ると却ってがっかりするかも。
・それぞれの動物の性格が人になっても変わってないという設定も面白くて、その設定により毎回の話がバラエティに富んでおり、一気に見てしまいました。まあこの動物の性格についての知識が信頼に値するものなのかは知りませんが。
以下、サーバルちゃんが地図の入った箱を開けられなかったり、バスのハンドルを握らず叩いたりしたことについての考察。
・サーバルちゃんの天然っぷりに萌える!という人もいるかも知れませんが、私としてはサーバルちゃんが不憫でなりませんでした。
せっかく人になったのに、(本来は人だけが持っている)母指対立筋が使えないという、動物の知能の限界を見せつける残酷な描写だと感じました。骨格は人そのもので、頭も人並みに大きいですが、恐らく頭蓋骨の中の脳はかなり小さくてスカスカでしょう。
・「どうぶつフレンズ」じゃなくて、「けものフレンズ」なのも、所詮はケモノ、という蔑視的表現な気がします。
・セリフが棒読みなのも、言語を上手く扱えないという表現のために敢えて下手な人を選んだじゃないかと勘ぐってみたり…